4月から放送開始したTVアニメ『放課後ていぼう日誌』

放課後ていぼう日誌 画像<画像引用元:https://teibotv.com/ より引用掲載 ©小坂泰之(秋田書店)/海野高校ていぼう部>

 「釣り」を題材にした本作ですが、Twitterを始めとするネット上では、『ヤマノススメ』の釣り版という印象、実質『ヤマノススメ』だったなど、登山アニメ『ヤマノススメ』とよく似ているという意見がちらほら。

 そこで今回は、なぜ『放課後ていぼう日誌』と、『ヤマノススメ』が似ていると言われているのか、その理由を探っていきます。

高校で幼馴染と再会する点が『ヤマノススメ』と共通している

放課後ていぼう日誌 かわいい 画像<画像引用元:https://teibotv.com/story02.html より引用掲載 ©小坂泰之(秋田書店)/海野高校ていぼう部>

 『放課後ていぼう日誌』の第1話では、主人公・鶴木陽渚(つるぎ ひな)が入学した高校で、幼馴染の帆高夏海(ほだか なつみ)と再会。

 『ヤマノススメ』も、第1話で主人公の雪村あおいが、幼馴染の倉上ひなたと再会しています。

 両作品とも、幼いころに離れ離れになってしまったため、主人公が幼馴染のことを覚えていなかったということが共通しているポイントです。

主人公がインドア趣味な点が共通している

放課後ていぼう日誌 鶴木陽渚 かわいい 画像<画像引用元:https://teibotv.com/story01.html より引用掲載 ©小坂泰之(秋田書店)/海野高校ていぼう部>

 『放課後ていぼう日誌』の主人公・陽渚は手芸を趣味としています。そのため高校入学当初は手芸部に入部しようとしていました。

 『ヤマノススメ』の主人公・あおいも、裁縫や料理が趣味なインドアな女の子。

 このように『放課後ていぼう日誌』と『ヤマノススメ』の両主人公はインドアな趣味という点で類似しています。

“アウトドア”が題材であることが最大の共通点

放課後ていぼう日誌 釣り 画像<画像引用元:https://teibotv.com/story01.html より引用掲載 ©小坂泰之(秋田書店)/海野高校ていぼう部>

 『放課後ていぼう日誌』は「釣り」をテーマにした作品。言うまでもなく釣りは屋外で行うアウトドアです。

 『ヤマノススメ』は登山をテーマとした作品。登山もアウトドアですよね。

 このように、アウトドアが題材という点が、『放課後ていぼう日誌』と『ヤマノススメ』、両作品最大の共通点と言えます。

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実在の場所を舞台にしている点も共通している

放課後ていぼう日誌 熊本県葦北郡芦北町 画像<画像引用元:https://teibotv.com/story02.html より引用掲載 ©小坂泰之(秋田書店)/海野高校ていぼう部>

 『放課後ていぼう日誌』の舞台は、熊本県葦北郡芦北町(あしきたまち)。熊本県南部に位置しています。

 一方、『ヤマノススメ』は埼玉県飯能市(はんのうし)が舞台。こちらも実際の町のロケーションが作中において、正確に再現されています。

 『放課後ていぼう日誌』も『ヤマノススメ』も実在の場所を舞台にしており、リアリティが感じられるようになっているのが特徴です。

 

――このように、『放課後ていぼう日誌』と『ヤマノススメ』には、多くの共通点が見られます。

 このことが「『放課後ていぼう日誌』は『ヤマノススメ』に似てる!」と言われる所以なのでしょう。

 『放課後ていぼう日誌』は釣りを題材としたアニメですが、自然豊かな芦北町の風景を写実的に描いており、見るとなんだか聖地巡礼したくなります。

 『ヤマノススメ』や『ゆるキャン△』のようなアウトドアをテーマとしたアニメが好きな方、女の子同士のゆるい掛け合いが好きな方はぜひご覧になってください……と、締めたいところですが、『放課後ていぼう日誌』は新型コロナウイルス感染症の影響で、第4話以降が放送延期となってしまいました……。

 アニメ業界にも影響を及ぼす新型コロナウイルス感染症。一刻も早い収束を願っています。

Text/シモヤマコウキ Edit/ミルキィホームレスのピンク)


TVアニメ「放課後ていぼう日誌」公式サイト

©小坂泰之(秋田書店)/海野高校ていぼう部

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