12月17日(土)に開催された“ジャンプフェスタ2023”にて『ブラッククローバー』ステージが開催され、主人公・アスタ役の梶原岳人さん、ライバルのユノ役の島﨑信長さん、アスタの所属する魔法騎士団団長ヤミ役の諏訪部順一さん、魔法帝・ユリウス役の森川智之さん、さらに映画オリジナルキャラクターで先代魔法帝・コンラート役の関俊彦さんが登壇した。

<左から、関俊彦さん、諏訪部順一さん、梶原岳人さん、島﨑信長さん、森川智之さん

 ここではそのオフィシャルレポートを紹介していく。なお、イベントの模様は、JF2023公式サイトの見逃し配信でも確認できる。12月23日(金)9時~12月31日(土)23時59分までの期間限定となっているので、ぜひチェックしてほしい。

▼見逃し配信

https://jumpfesta.com/

〈以下、原文ママ〉

 イベントは恒例となる原画ライブからスタート。現在、週刊少年ジャンプで描かれている「最終章」の様子を生アフレコ。そして、原画ライブ後にキャスト陣が登壇。梶原が「原画ライブはいかがでしたか?」と会場に呼びかけると、大きな拍手に包まれる。島﨑が、会場入り口で配布されていたジャンフェスリングの装着確認のために、観客に手を挙げるよう促すと、会場全体がリングの光で満たされ、その会場を見渡しながら諏訪部が「ステージ演出にも絡んでくるので、よろしくお願いいたします!」と呼びかけた。森川は配信の視聴者に向かって笑顔で挨拶をし、最初のコーナー『ジャンフェスの情報団』へ。ここで、「この日をどれだけ待っていたことか……今日俺は…この国を変える」のセリフと共に、映画オリジナルキャラクター・コンラート役の関がステージに登場。ジャンフェス初出演となる関は熱気に満ちた会場を見渡し、満面の笑みを浮かべていた。

 イベントでは世界初公開となる映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』の予告映像を解禁。キャスト陣は映像のクオリティがすごいと声を揃え、諏訪部が「おかわりないの?」と予告映像をもう一度流すよう催促する場面も。

 予告映像で、アフレコを思い出したと話した関は「アフレコは梶原くんと一緒にできたんだけど…、リハから120%でびっくりしました」と梶原の気合に触れる。最後まで自分の気合が持つのか心配だったと話す関に、森川が「持ちました?」と確認。「持ってた!持ってた!」とうなずく関の様子を見ながら、梶原も「最後まで必死に頑張りました!」とアピールすると、会場からは梶原の頑張りを労うように大きな拍手が湧き起こっていた。

 映画のポイントを紹介する中で、関はアフレコ時の台本の厚さに触れ、「1冊目をもらった時にすごくびっくりしたけれど、後半は別にありますと言われて。2冊も厚い台本があったので左手がプルプルしていました」と茶目っ気たっぷりに語っていた。

 続いて映画に登場する歴代魔法帝、プリンシア役を沢城みゆき、エドワード役を大塚芳忠が演じていることが解禁されると、「どっちもラスボスみたい!」と口々にコメント。「この2人倒せる?」とニヤリとする森川に、関が「魔法帝倒しちゃったら最終回になっちゃわない?」と返すなど、流れるようなベテランのトークで笑いを誘っていた。

 さらに、ジェスター役の高橋文哉からはビデオメッセージが到着。「アーハン」とジェスター風の話し方で挨拶した高橋について島﨑が「あれは高橋さんの持ちネタではありません。ジェスターをチラ見せした感じです」とフォローし会場を笑わせていた。

 続いてビッグなプレゼントをかけたトークも展開。“こんな魔法帝ならついて行きたい!”のお題で、キャスト陣が回答を発表。森川はどんな人物やもの、事情も丸くおさめる「安全・平和・円満魔法帝」、梶原は「実は趣味がキャラ弁職人の魔法帝」、島﨑は「悩んでいるときにちょうど良い塩梅で導いてくれる人」とテキストで回答。諏訪部はイラストを使用した回答を行い、その完成度の高さは、森川が「(誰かに描いてもらうよう)頼んだの?」とツッコミを入れるほど。「自分で描きました」と答えた諏訪部は「ローブにもちゃんとマークが入っています」と解説し、出来栄えに胸を張っていた。同じく回答をイラストで用意していた関は、諏訪部のイラストの後に自身のイラストを見せたくないと「嫌なんだけどぉーー!!」と苦笑。しぶしぶ見せたイラストについて「これがアニメになったら、アニメーターさんはすごく楽ですね」とニヤニヤ見つめる森川。さらに、「サインが入ってる!」と指摘され、関は笑顔を浮かべながら「プレゼントすると思ってサイン入りにしてみた」と説明していた。

 最後に、一番人気の魔法帝を、会場に集まった観客にジャンフェスリングを光らせ決めてもらうことに。多く投票が集まったのは諏訪部と関。進行をしていた諏訪部が、自らのさじ加減で一番人気を発表する事になり、「分かってるよね?」と森川と段取りを確認。「一番人気は関さんです!」と諏訪部が発表すると、(一番は諏訪部だと思い込んでいた様子の)関がズッコけるような仕草を見せ、会場は大きな拍手に包まれた。プレゼントは縦240センチ、横182センチ、重さ約3キロに及ぶ「限界突破!ムビチケ」。大きさに戸惑った関が「宅配便で!」とお願いし、共演者を笑わせる場面もあった。

 最後に、関は「素晴らしい役で出演できて幸せです。見ごたえのある作品になったので、ぜひ映画館に足を運んでください」と挨拶。森川は「原作とあわせて映画も楽しんでください」と呼びかけ、諏訪部は「手に汗握り原作を追いかけています。今回の映画も熱量高く演じたので、ぜひともご覧ください」とアピール。島﨑は「またここ(ステージ)に立ち、みなさんと会えたことをうれしく思っています。魔法帝を演じる大先輩と共演できました。ブラッククローバーは、まだまだ限界を超えていけると強く思いました。願わくば、また(みなさんに)お会いできる日を楽しみにしています」と熱く語り、梶原は「人生で一番大変だったアフレコです。みなさんに届けたいという思いで一生懸命熱量を込めて臨みました。その成果を観ていただきたいです。映画館でもNetflixでも楽しんでください!」とニッコリ。ラストは梶原が「諦めないのが俺の」と力強く叫び、「魔法だー!!」の声が響き渡る中、イベントの幕を閉じた。

◆映画情報

映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』(読み:まほうていのけん)

2023年3月31日(金) 日本全国ロードショー

Netflix全世界配信

▼イントロダクション

『週刊少年ジャンプ』連載 心震わす魔法バトルアクション――
原作者・田畠裕基自らが総監修! 原作では明かされなかった「魔法帝」の物語を映画化!

『ブラッククローバー』は、魔法が全ての世界で、生まれながらに魔法が使えない少年アスタが、逆境を超え己の力を証明するため、そして友との誓いを守るため、魔道士の頂点「魔法帝」を目指す、白熱の王道魔法バトルアクション。

制作は『BLEACH 千年血戦篇』『NARUTO -ナルト-』『幽☆遊☆白書』など、『週刊少年ジャンプ』の大ヒットアニメ作品を多数手がけて来たstudioぴえろ。TVシリーズを手掛け、『ブラクロ』の世界を切り拓いてきたスタッフ陣が、満を持して劇場版の制作に臨む。

映画で描かれるのは原作では明かされなかった魔法帝の物語。

アスタたちの前に突如として現れた先代魔法帝コンラート。「帝剣」を手にする彼の目的とは。
先代魔法帝の登場をきっかけに、アスタたちは新たな戦いの渦に巻き込まれる―。

夢へと突き進み、決して諦めない姿が、観る者の心を震わせる。
『ブラッククローバー』の全てがここに!

▼ストーリー

魔法帝を夢見るアスタの前に立ちはだかるのは、歴代魔法帝――
魔法が全て世界で、生まれながらに魔法が使えない少年アスタは、逆境を超え己の力を証明するため、ライバルのユノと共に魔道士の頂点「魔法帝」を目指し数々の強敵と戦ってきた。

実績を積み重ね、魔法帝への道を歩むアスタの前に現れたのは、最凶と恐れられ封印されていた先代魔法帝コンラートと3人の歴代魔法帝。
「帝剣」と共に復活した彼らの目的はクローバー王国の殲滅。

「魔法帝を夢見る少年」VS「歴代魔法帝」
魔法帝を巡り、全魔法騎士団を巻き込んだ激闘が開始された。

▼キャスト

  • アスタ:梶原岳人
  • ユノ:島﨑信長
  • ヤミ:諏訪部順一
  • ノエル:優木かな
  • ユリウス:森川智之
  • コンラート:関 俊彦
  • エドワード:大塚芳忠
  • プリンシア:沢城みゆき
  • ジェスター:高橋文哉
  • ミリー:飯豊まりえ

▼スタッフ

  • 原作・総監修・キャラクター原案:田畠裕基(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)
  • 監督:種村綾隆
  • キャラクターデザイン:竹田逸子
  • 音楽:関 美奈子
  • 脚本:ジョニー音田、折井 愛
  • 制作:studioぴえろ(『BLEACH 千年血戦篇』『NARUTO -ナルト-』『幽☆遊☆白書』)
  • 製作:映画ブラッククローバー製作委員会
  • 配給:松竹ODS事業室
  • 主題歌:TREASURE「Here I Stand」

▼公式サイト

https://bclover-movie.jp

▼公式Twitter

https://twitter.com/bclover_PR

 

© 2023「映画ブラッククローバー」製作委員会 ©田畠裕基/集英社

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