TVアニメシリーズ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期のエピソード0として語られる、鬼太郎の父たちの物語──。
かつての目玉おやじと水木の出会い、そして鬼太郎誕生へと続く二人の父たちの運命を描く、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(配給:東映)が11月17日に公開される。そしてこのたび、新たな場面カットが公開された。
<このたび公開された場面カット>
今回、公開された場面カットは、種﨑敦美さんが演じる龍賀沙代(りゅうがさよ)の登場シーン。
彼女は日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族の御令嬢であり、哭倉村(なぐらむら)から外に出たことがない。
沙代が草履の鼻緒が切れて困っていたところを、勤め先の帝国血液銀行から密命を背負い、龍賀一族に近づくため村にやってきた水木が偶然声をかける。
落ち着いた様子で鼻緒を直す、紳士的な立ち振る舞いの水木。水木が東京からやって来た人間だと知ると、沙代はときめく表情を見せる。
村の外と関わりを持たず東京に憧れを抱く沙代にとっては、知らない世界を知る魅力溢れる男性に映ったのだろう。この出会いは“深窓の御令嬢”にどのような心の動きをもたらすのか。このあとの展開に期待が募るシーンとなる。
種﨑さんは、解禁時に「自身の子供のころ当たり前のように見ていた作品に出演することにワクワクせずにはいられなかった」と喜びを語っている。
2023年、水木しげる生誕100周年記念作品となるこの映画。監督は『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』の監督を務めた古賀豪氏、脚本はTVアニメ『マクロスF』などで知られる吉野弘幸氏、キャラクターデザインを『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で副監督を務めた谷田部透湖氏が担当する。
キャスト陣には、TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第6期)で鬼太郎を演じた沢城みゆきさん、目玉おやじを演じた野沢雅⼦さんに加え、おなじみのあのキャラクターに似た謎の少年役として古川登志夫さんのほか、かつての目玉おやじを演じるのは『鬼滅の刃』で鬼舞辻無惨を演じ日本中を震えあがらせた関俊彦さんが名を連ねる。
この映画で、初めて『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズに参加する関さんは、「まさか、鬼太郎の父で参加することができるとは!この仕事をやっていて良かった」とコメントを寄せている。
水木を演じるのは『テニスの王子様』シリーズの忍足侑士役の木内秀信さん。関さんと同じくこのシリーズ作品への参加は初めてとなるが、「水木しげる先生生誕100周年の記念に制作される映画だと知り、そのような大きな節目の作品に、大役を演じさせて頂くことに背筋が伸びる思い」とコメントをしている。
さらに種﨑敦美さん、小林由美子さん、白鳥哲さん、飛田展男さん、中井和哉さん、沢海陽子さん、山路和弘さん、皆口裕子さん、釘宮理恵さん、石田彰さん、庄司宇芽香さん、松風雅也さん、といった、豪華声優陣の出演も発表さている。
◆作品情報
▼タイトル
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
▼ストーリー
廃墟となっているかつての哭倉村に足を踏み入れた鬼太郎と目玉おやじ。
目玉おやじは、70年前にこの村で起こった出来事を想い出していた。
あの男との出会い、そして二人が立ち向かった運命について…
昭和31年―日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族によって支配されていた哭倉村。
帝国血液銀行に勤める水木は当主・時貞の死の弔いを建前に野心と密命を背負い、また鬼太郎の父は妻を探すために、それぞれ村へと足を踏み入れた。
龍賀一族では、時貞の跡継ぎについて醜い争いが始まっていた。
そんな中、村の神社にて一族の一人が惨殺される。
それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりだった。
鬼太郎の父たちの出会いと運命、圧倒的絶望の中で二人が見たものはー
▼公開日
11月17日(金)公開
▼原作
水木しげる
▼キャスト
関俊彦 木内秀信 種﨑敦美 小林由美子 白鳥哲 飛田展男 中井和哉 沢海陽子 山路和弘
皆口裕子 釘宮理恵 石田彰 古川登志夫 / 沢城みゆき 庄司宇芽香 松風雅也 / 野沢雅子
▼スタッフ
- 監督:古賀豪
- 脚本:吉野弘幸
- 音楽:川井憲次
- キャラクターデザイン:谷田部透湖
- 美術監督:市岡茉衣
- 色彩設計:横山さよ子
- 撮影監督:石山智之
- 製作担当:澤守洸 堀越圭文
▼配給
東映
▼制作
東映アニメーション
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▼公式Webサイト
▼公式X(旧Twitter)(@kitaroanime50th)
https://twitter.com/kitaroanime50th
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会