<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作マンガ『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください>

 TVアニメ『ONE PIECE(ワンピース)』も8月に渡って展開された映画連動企画もひと段落ということで、再びワノ国編の物語へと戻ってきました。

 第1031話「ナミ絶叫 絶体絶命デスレース!」で大活躍したのは、ナミでもウソップでもない? ページワンをワンパンキルしたのは、まさかの“あの人”?

◆もはやビッグ・マムが主人公状態!いいやつすぎる!?

 瀕死のゾロを避難させるべく、動き出したロー。とうとうカイドウとの一騎打ちに挑む宣言をするルフィですが、今回のエピソードで描かれるのはここまで。

 長らく描かれた頂上での展開から一転して、久しぶりにウソップ、ナミ、そしてお玉の様子が描かれます。狛ちよに乗って逃げる3人を追うのは、飛び六胞のページワン。急所を狙った攻撃や、ウソップの攻撃を真正面から受けながらも、ビクともしないところがさすが飛び六胞です。

 しかし、窮地はさらにここから。ウソップたちは島外から戻ってきたビッグ・マムとまさかの鉢合わせ、絶望的な状況を迎えます。

 が、ここでも再びお玉が大活躍。記憶を失っていた頃のビッグ・マムに対面し、お汁粉を食べさせた縁ですっかり意気投合。先ほどまでの窮地が一転して和やかムードになります。

 自身は大きな戦力とは言えないかもしれませんが、キビキビの実のきびだんごの能力だけでなく、ビッグ・マムを食い止めるファインプレーを発揮できてしまうのだから、世の中分からないところ。

 しかもそんなお汁粉の話から、おこぼれ町で会ったお鶴の話題になったところで状況はさらに変化。自身に良くしてくれたおこぼれ町がカイドウの手下によって燃やされてしまったと聞いて、ビッグ・マムは激怒します。

 こういったシチュエーションで主人公サイドが怒る展開はよくあれど、まさか敵の大ボスが怒るというのだから面白い。ルフィ側だから正義、カイドウ側だから悪といったシンプルなものでなく、しっかりキャラクターごとに倫理観を持って動いていることが分かるシーンでもあります。

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