『スペース・ジャム』の続編映画、『スペース・プレイヤーズ』が日本で上映されることが発表されました! それに伴い公式のトレーラーも解禁され、ルーニー・テューンズだけでなく、アイアンジャイアントやキングコングといったワーナー・ブラザース作品が続々と登場することが明らかになりました。

 公開が楽しみですね。

 ……といっても、ここまでの情報を聞いて、『スペース・ジャム』って何? これ『レディ・プレイヤー1』の続編じゃないの? そもそもどういう映画なの? と思う人が多いのではないでしょうか。

 実はこの『スペース・プレイヤーズ』の前作となる『スペース・ジャム』という映画は1996年に公開された映画。TV放送も頻繁にされた作品ではないので、改めてどういう作品だったのかをおさらいしておき、一見勘違いしやすい『レディ・プレイヤー1』との違いは押さえておきたいところです。

◆マイケル・ジョーダン主演のバスケ映画『スペース・ジャム』

 改めて紹介すると、『スペース・ジャム』という1996年にアメリカで公開された、アニメーションと実写を組み合わせた映画です。

 主演を務めたのは、当時のNBAのスター選手だった、マイケル・ジョーダン氏。作中には、マイケル・ジョーダン氏本人役として出演しています。

 そして、この映画にはもう一人の主役がいます。それが、バッグス・バニー。『ルーニー・テューンズ』シリーズの顔として活躍する、ウサギのキャラクター。飄々としながら、ありとあらゆる危機を機転で回避・解決していく、カートゥーン界の重鎮とも言えるキャラクターです。

 この映画では、宇宙人たちの奴隷として働くかどうかの賭けで、バスケットボールの試合をすることになったバッグスバニーが、プロバスケット選手の才能を取り込んだ宇宙人に助けを求めるべく、マイケル・ジョーダンに助けを求めるという内容になっていました。

 実写のキャラクターとカートゥーンキャラクターが並ぶ絵面は、昨今では『トムとジェリー』などでも行われていますが、それらの系譜にある映画とも言えます。

◆新作はマイケル・ジョーダンに代わってレブロン・ジェームズ!

 そんなマイケル・ジョーダンとの活躍が描かれたのもほぼ四半世紀前。

 時代を経て、新たに制作される今回の新作『スペース・プレイヤーズ』では、マイケル・ジョーダンに代わって、新たなバスケットボールのスタープレイヤーが主演を務めます。

 そのスターというのが、レブロン・ジェームズさん。

 マイケル・ジョーダン氏の背番号である「23」を引き継ぎ、21世紀以降、実力や成績、知名度ともにかつてのマイケル・ジョーダンにも匹敵するような活躍を見せ、個人成績ではマイケル・ジョーダン氏を上回る記録も残す項目も増えている現在のスター選手です。

 まさに『スペース・ジャム』の続編の主演を務めるのならば、適任とも言える起用と言えるでしょう

◆『レディ・プレイヤー1』とは無関係?

 『スペース・ジャム』から新たにアップデートしたような内容として期待できるのが、やはり、ルーニー・テューンズのキャラクターしか登場しなかった『スペース・ジャム』に対し、今回の『スペース・プレイヤーズ』ではルーニー・テューンズ以外のキャラクターを登場させようとしている点

 いろんな映画のキャラクターが登場する映画で近年、記憶に新しいのが『レディ・プレイヤー1』ですが、今回の『スペース・プレイヤーズ』は制作会社が一緒という以外は一切関係はありません。

 VR世界“オアシス”が舞台となった『レディ・プレイヤー1』に対して、『スペース・プレイヤーズ』ではレブロン・ジェームズが、映画会社のワーナー・ブラザースのサーバーシステムに吸い込まれてしまった結果、数多くの映画のキャラクターたちが住む夢の世界へと行き着くことになるという設定が、ありえない共演を実現させてくれています。

 実は似ている映画のタイトルも、日本独自のもので原題は『Space Jam : A New Legacy』。邦題が寄せていってるというのが正しいですかね。

◆『スペース・プレイヤーズ』にはあのキャラクターも出演!?

 発表されている最初のトレーラーの時点で、前述したアニメーション映画『アイアン・ジャイアント』や実写映画『キング・コング』などからのゲスト出演はすぐに誰もが気づくと思うのですが、よく見ると他にもあの有名作映画からのゲスト出演も確認できます。

 無数に惑星が飛び交うシーンでは、バットシグナルが浮かぶ惑星が登場していたり、ジョーカーやペンギンといったヴィランらしき姿も見ることができます。公式の紹介文でも、バットマンやワンダーウーマンの名前が並んでおり、DCのスーパーヒーローたちの出演が期待できます。

 その他にも『IT/イット “それ”が見えたら、終わり』で一躍人気となったペニー・ワイズや、『マトリックス』のエージェント・スミスの姿、特徴的な黄色のスーツは『マスク』のマスクを思わせますし、さらに古典作品では『時計じかけのオレンジ』の4人組“ドルーグ”らしき姿も見つけることができます。

 これだけの共演ぶりをみると、本当は『スペース・ジャム』の続編なのは間違いないとはいえ、『レディ・プレイヤー1』の続編と思って観にいっても楽しむことは全然できそうな気はします。カートゥーンが好きな人だけでなく、映画が好きな人にも思いっきり刺さりそうな『スペース・プレイヤーズ』は見事な続編アイデア。今からワーナー・ブラザース映画をおさらいしておくというのもアリでしょう。

 とはいえ、マイケル・ジョーダンがアニメキャラクターと並んでる姿の時点でもなかなかぶっ飛んでいるので、まずは前作となる『スペース・ジャム』からの予習をオススメしておきます。

 『スペース・プレイヤーズ』の日本上映は8月! まだまだ時間はあります。

〈文/ネジムラ89〉

《ネジムラ89》

アニメ映画ライター。FILMAGA、めるも、リアルサウンド映画部、映画ひとっとび、ムービーナーズなど現在複数のメディア媒体でアニメーション映画を中心とした話題を発信中。缶バッチ専門販売ネットショップ・カンバーバッチの運営やnoteでは『読むと“アニメ映画”知識が結構増えるラブレター』(https://note.com/nejimura89/m/mcae3f6e654bd)を配信中です。Twitter⇒@nejimakikoibumi

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