上松範康氏×RUCCA氏×Elements Garden が原案を担当するアニメとゲームと音楽を連動させた新世代メディアミックスプロジェクト『テクノロイド』のTVアニメ『テクノロイド オーバーマインド』。2022年7月からテレビ東京ほかで放送開始を前に、3⽉27⽇(⽇)、アニメイベント「Anime Japan 2022」にて、キャストと音楽チームによるトークイベントが実施された。

<左から菊田大介氏・kaytoさん・渋谷慧さん・浦和希さん・峯田大夢さん・RUCCA氏

 出演者は、CVを務める浦和希さん、渋谷慧さん、峯田大夢さん、kaytoさん、さらに原案と全曲の作詞を手掛けるRUCCA氏と、楽曲制作を務める菊田大介氏(Elements Garden)ら6人。トークイベントは、『テクノロイド』内のユニット・KNoCC(ノックス)がパーソナリティを務めるインターネットラジオ「てくらじ」(https://www.onsen.ag/program/techno-roid)の公開生放送という形で行われた。

 「テクにちわ〜」というコバルト役・浦さんからの挨拶を皮切りに、キャスト4人がハイテンションでご挨拶。放送15回目にして初めての公開生放送ということで「全員舞い上がっています」と渋谷さん。進行について、「台本読めばいいの?笑」と峯田さんのリラックスした会話が始まり、4人の仲の良さがうかがえる。そしてここで、本作の全作詞を担当するRUCCA氏と音楽制作のプロデュースを務める菊田大介氏が登場し、来場のアニメファンが湧いた。

 「てくらじ〜スタート!」という全員の掛け声から始まったが、アニメの放送時期が7月に決定し、アフレコもこれから開始という中で、生放送・AJでのイベントに緊張を隠せない浦さんを見て一旦全員で深呼吸。気を取り直した浦さんから「テクノロイドのゲームはどのくらい皆さんやられてますか?」という問いかけに、kaytoさんは「僕、すごくやってます。もう150超えてます!」と自信満々だったが、来場者に聞くと、150超えがほとんど。kaytoさんの希少さが薄れてしまったと会場も爆笑。さらに菊田氏を兄貴と呼んでいたキャストから、RUCCA氏をどう呼ぶかという峯田さんの投げかけがあり、「魔術師」というワードが飛び出すと、RUCCA氏は「気まずい」と苦笑い。

 RUCCA氏はアニメの設定を尋ねられ、「ゲームが未来(2105年)、アニメがそこから10年前の過去を描いていて、2095年という設定です」という設定を明かし、「アニメの方ではゲームの未来へ至ったエピソードゼロとしてアンドロイドと人間の共存ができるのかというメッセージを伝えたかった」と語る。そして、アニメ脚本の感想をkaytoさんは「奥が深くて知れば知るほど楽しい。ゲームをやっている皆さんはここからもっと心躍るし、引き込まれると思います」とドラマ部分の面白さを伝えた。

 ゲームとアニメの音楽を担当している菊田氏は音楽作りについて、「多くは言えないんですが、ゲームとアニメの決定的な違いは、ゲームは色々ミッションがあるけど、アニメは映像をずっと見るという一本道。アニメの方がより音楽とストーリーの密接さがあり、ストーリーに即した作り方が強くなりますね。」と心情を深堀りしていることを明かす。浦さんも「ぼくたちもゲームと合わせて歌も歌っているしね」と明かし、RUCCA氏は「アニメ用の曲がとっても多いので数十曲あります」と楽曲数をほのめかす。また先週公開されたティザーPVのナレーションを務めた浦さんは「アフレコ途中に泣きそうになりました」とアニメーションとなった動画を見て感動しきりのようだ。

 アニメ放送を7月に控え、峯田さんが自分たちの歌をどう思うかを菊田氏に尋ねたところ、菊田氏は「本当に成長した。ほぼ毎日会っているくらいレコーディングしていたし、素晴らしいと思います」と絶賛。6ユニットによるCD発売が5月25日から開始し、立て続けに発売されていく。また、菊田氏は「音楽はキャラクターを演じてもらってからインスピレーションを受けて生まれることもあるし、人間味を感じられて作る楽曲もあります。」と、音楽作りとキャストの演技とのつながりを大切にしていると語る。

 渋谷さんが「YouTubeですでに多くの楽曲が公開されているので、みなさんの好きな楽曲はあります?」というふりに峯田さんが「Pleasant Presents(プリザント プレゼンツ)」という難しい発音の楽曲を選び、なかなか発音できない峯田さんにツッコミを入れるキャストたち。渋谷さんがあげたお気に入りの楽曲は「月徒陰陽開心」で、「ラスボス感がすごくて大好き」と熱く語る。

 さらに4月1日から4月24日まで、全国のアニメイトで「テクノロイド 」フェアが開始になることを発表し、アクリルフィギュア、クリアファイル、キーホルダー、缶バッチなど豪華グッズを紹介、どの商品が気になるかなどを語り合った。クリアファイルを見て峯田さんは「プリント入れたり領収書いれたり、来年の確定申告に使える」というコメントもつけて会場を和やかなムードに包んだ。

 終始キャスト4人の元気でテンションが高いトークイベントとなり、渋谷さんは「ファンの方と目を合わせて収録するのは初めてで嬉しい。またお会いできたらと思います」と語り、RUCCA氏からは「浦くんと峯田くんのテンションが高すぎた笑」と笑いを誘った。最後にkaytoさんも「直接会って話せる機会が貴重で幸せだった」と語り、峯田さんが「これからもたくさんテクノロイド を堪能して愛してほしいと思います」とメッセージを送った。RUCCA氏は「作ろうと企画がでてから5年くらいかかって今日みなさんの前で話ができて嬉しかったです。彼らの成長と歌がとてもリンクして感動してもらえると思うので楽しみに待っていてください。」と感動もひとしお。浦さんが最後に「テクノロイドが盛り上がる一年になると思うので、楽しみにしていただき、末長くよろしくお願いします!」と、あっという間の40分のイベントを終えた。

※オフィシャルレポートを転載

◆アニメ情報

▼ストーリー

たとえそれがプログラムでも、
確かに感じる、
と同じ胸の疼き――。

異常気象による急激な気温上昇の影響で、地上の⼤部分が⽔没してしまった未来。
世界は World Government《世界統治機構》によって管理され、気温上昇により過酷になった労働をロボットやアンドロイドに担わせることが推奨されていた。

太陽の歓びを失った⼈々が⾒出した新たな希望……それは様々な娯楽が集約された世界最⼤級の遊技場、エンターテインメントタワー『バベル』。
中でも歌とダンスで頂点を⽬指すクライムステージは世界を熱狂の渦に巻き込んでいた。

そして――ここはある『空き家』。
⼈々から忘れ去れたこの場所には、持ち主のいないアンドロイド・コバルト、クロム、ケイ、ネオンの4⼈が暮らしていた。
何のために作られたのか、なぜここにいるのかも分からないまま、同じ毎⽇を繰り返す4⼈…。
―そんな彼らと、1⼈の『少年』の偶然の『出会い』。
それは後に、⼈も、アンドロイドも、世界をも動かす運命の始まりだった。
「⼤丈夫。きっとまた会えるよ。たとえどんな困難がおとずれたとしても――運命を、⼿に⼊れるために」
胸に込み上げた名も知らぬプログラムを頼りに、王者<STAND-ALONE>が君臨するバベルの頂点を⽬指す4⼈。
彼らはどうして⽣まれたのか? 彼らの胸に込み上げたものとは?
熾烈なエンターテイメントバトルの裏で、世界の秘密が今、明かされようとしている――。

▼スタッフ(アニメ)

  • 原案:上松範康×RUCCA×Elements Garden
  • 原作:芝浦アンドロイド研究室
  • 監督:イムガヒ
  • スーパーバイザー:吉村愛
  • シリーズ構成:関根アユミ
  • キャラクター原案:LAM
  • キャラクターデザイン:﨑⼝さおり
  • ⾳楽:Elements Garden×RUCCA
  • ⾳響監督:⻑崎⾏男
  • タイトル&ロゴ制作:雷雷公社
  • CG 制作:LOGIC&MAGIC
  • アニメーション制作:動画⼯房

▼キャスト

KNoCC (ノックス)

  • コバルト CV:浦和希
  • クロム CV:渋⾕慧
  • ケイ CV:峯⽥⼤夢
  • ネオン CV:kayto

STAND-ALONE(スタンドアローン)

  • カイト CV:古川慎
  • ライト CV:萩⾕慧悟
  • ナイト CV:梶原岳⼈

▼「テクノロイド」公式サイト

https://techno-roid.com/

▼アニメ公式サイト

https://techno-roid.com/anime

▼ゲーム公式サイト

https://techno-roid.com/game

▼公式 Twitter

@TECHNOROID_info(https://twitter.com/TECHNOROID_info

▼「テクノロイド」公式サポーターズクラブ「TECH-LOVE」

https://www.tech-love.jp

⇒オリジナルサイトで全ての写真を見る(全7枚)

© 芝浦アンドロイド研究室/TECHNO-OM Project

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