今季でも最もグロテスクぶりを発揮するTVアニメ『地獄楽』は、次なるヒットアニメとなるかもしれません──。
本アニメは、昨年に放送された『チェンソーマン』でも話題となったMAPPAが制作。『チェンソーマン』でも過激なバイオレンス描写の再現ぶりに驚かされましたが、『地獄楽』はそれに負けず劣らずの過激な内容が描かれています。
しかし、そんな作品だからこそ今季のアニメーションの中でも高い人気を獲得する期待が高いのではないでしょうか? 『地獄楽』は実は大ヒットの可能性を秘めた作品です。
◆原作がガッツリ過激な『地獄楽』とは?
<画像引用元:https://www.jigokuraku.com/story/より ©賀来ゆうじ/集英社 ©賀来ゆうじ/集英社・ツインエンジン・MAPPA>
『地獄楽』の凄いところは、過激なグロテスク描写が頻繁に登場するところ。
毎エピソード死人が出ているのではないかという展開もさることながら、打ち首となった人や殺されて血だらけになった人、さらには島の影響で身体が植物に蝕まれてしまった人なども登場し、そのグロテスクな表現を直接ビジュアルで見せていくところはなかなか凶悪です。
これらの過激な要素は原作漫画の特徴でもあったのですが、今回のTVアニメの監督を務める牧田佳織さんは、公式サイトのコメントで“舞台となる神仙郷の幻想的でグロテスクな空気感を如何に映像に描き出すかということ”をあえて注力している点と挙げていることもあり、原作の過激な描写もかなり真っ向から描いていくることが期待できそうです。
既に物語の序盤の原作にあった打ち首のシーンなどもしっかり直接的に描いており、原作の今後の展開の映像化も躊躇ない映像化が果たされることには期待ができそうです。