<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>
ゾロの和同一文字はなぜイーストブルーにあったのか? 閻魔のルーツに気づいた時、ついにその謎が明らかになる──!
自分勝手に覇気を吸収し始めた閻魔に足を引っ張られていたゾロでしたが、過去を振り返る中でついにゾロは、和同一文字や閻魔の秘密に気づくことになります。そんなゾロの脳内を体験していく第1060話「閻魔の秘密!ゾロに託されし妖刀」では、往年のワンピースファンにも嬉しい、懐かしい場面が登場する回となっています。
◆明かされるゾロの刀の秘密!
ついに三つの刀が手元に戻ったゾロですが、引き続きキングの猛攻が続きます。苦戦が続く中、倒れたゾロは過去を振り返ります。前回の第1059話では三代鬼徹との出会いのシーンが描かれましたが、今回は幼いゾロのこれまで一度も描かれてこなかったエピソードが明らかになりました。
ゾロが思い出したのは、「スナッチ(捨名知)」というワノ国の言葉を教えてくれたという、幼い頃に住んでいたシモツキ村に住んでいたおじいさん……“村のジジー”のことでした。かつて侍だったという村のジジーは、刀の修練をするゾロの姿を見てなんと自分が打った刀をゾロに譲ってくれるなど刀に縁のある人物だったことが描かれます。
そして、なまくらしか打てなくなったという村のジジーは、刀についてゾロに説いたかと思えば、かつて名刀を打ったエピソードを語ってくれます。その名刀に“地獄の大王”の名を与えたという言葉を思い出したゾロは、そこで初めて村のジジーがかつて打ったという刀こそが「閻魔」だったことに気づくのでした。ゾロが抱いていた閻魔や和同一文字との不思議な縁の答えは実は、ゾロの思い出の中に実はすでにあったのでした。