シンガポール発のロボットバトル映画『メカバース:少年とロボット』(原題:HEAVENS -THE BOY AND HIS ROBOT-)が11月17日(金)から日本で公開されることが決まり、キービジュアルが公開された。
この映画は、中華圏で最も栄誉ある映画賞金馬奨に20代でノミネートされ、シンガポールの映画界で活躍する監督RICH HO(リッチ・ホー)氏が、資金繰りを含めた企画プロデュース/監督/脚本/撮影/音楽/美術・衣裳/VFX監修の七役を務め、11年間かけて製作した作品だ。
このたび公開されたキービジュアルは、亡き父への想いを胸に壮絶な戦いに繰り出す主人公・カイの姿と、相棒のロボット・リトルドラゴンが映し出されており、「君と、強くなる。」というキャッチコピーで、一人の少年とAIロボットの絆が垣間見えるビジュアルとなっている。
<日本語吹替版声優>
また、日本語吹替版声優として、主人公の青年・カイ役の小野賢章さん、相棒のロボット・リトルドラゴン役の花江夏樹さんに加えて新たに、森川智之さん、津田健次郎さん、伊藤健太郎さん、ファイルーズあいさんの出演が決まった。
カイをはじめとする訓練生に対して非常に厳しい態度をとるが、実は愛情深い一面もある、真面目でタフなメカコープアカデミーの曹長役は、『鬼滅の刃』の産屋敷耀哉役をはじめ、『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし〈2代目〉役など多数のキャラクターを演じ、洋画作品において俳優のトム・クルーズの吹き替えを担当している森川智之さんが担当する。
幼少時のカイをロケットの事故から救う謎に包まれた大尉役は、『テニスの王子様』の乾貞治役をはじめ、『呪術廻戦』七海建人役など、人気作品のキャラクターを多く演じている津田健次郎さん、中尉のジン役は『BLEACH』の阿散井恋次役をはじめ、『弱虫ペダル』の田所迅役などを演じる伊藤健太郎さんが務める。
ロボットのオペレーション音声となるシステムドラゴン役は、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』空条徐倫役をはじめ、『トロピカル~ジュ!プリキュア』の夏海まなつ/キュアサマー役など、人気作品のキャラクターを多く演じているファイルーズあいさんが演じる。
さらに、日本版およびグローバル主題歌は、第65回グラミー賞受賞の宅見将典氏が作曲し、本作のエグゼクティブプロデューサーでもある中臺孝樹氏が作詞を担当した楽曲「Sora」に決まった。TikTokの関連動画再生数が29億回以上と、世界からも注目を集めるアイドルグループ・超ときめき♡宣伝部が、本作のために歌い上げる。
宇宙を舞台にした本作の世界観にマッチする壮大なメロディと、超ときめき♡宣伝部のメンバーの優しくも力強い歌声がキャラクターたちの背中をそっと押しにいく。
ハイクオリティCGで鮮明に描かれた迫力あるリトルドラゴンに“超大作メカ・バトル”が期待される。果たしてカイたちは地球を守ることができるのか。不可能へと挑み続ける者たちの壮大な物語にぜひ期待してほしい。
◆映画情報
▼ストーリー
人類が宇宙の謎を解き明かし、宇宙空間の自在な移動を可能にするゲートを発明した時代。その「ヘブンズ」と呼ばれるゲートを通して宇宙空間へ進出した人類はコロニーを拡大していたが、地球が豊富に持つ資源である「水」を求める火星帝国の攻撃によって第二次宇宙戦争が繰り広げられていた。幼い頃に戦争で両親を失った青年・カイは地球防衛するメカのパイロットを育成するアカデミー、メカ・コープに入学する。頭脳は明晰だが体力はなく、アカデミーでも落ちこぼれのカイは、パートナーであるロボット・リトルドラゴンと助け合いながら厳しい訓練に奮闘するが、戦場に出たカイにはさらなる壁が待ち受けていたーー。
- プロデューサー・監督:RICH HO
- 制作年:2023年
- 制作国:シンガポール
- 上映時間:97分
▼公式HP