「涙羽を夢に召喚して下さい」のキャッチフレーズに惹かれた。大阪を拠点に、主に関西を中心に活動。アイドルを活動の中心に据えながらも、モデルやメイド、ときにはコスプレイヤーなど、ヲタク故の強みと魅力を生かした表現活動も行っている神凪涙羽。
以前から彼女は、「絶対的な歌唱力を持つアイドル」と評価を得てきた。アイドルとしての"愛らしさ"を持ちながらも、汚れなき真っ直ぐで伸びのある歌声に惹かれてファンになった人たちも多いと聞く。神凪涙羽自身が、アイドルという名のアーティストとしての意識を持ち、みずからクリエイト面にも積極的に携わっている。そこが、他のアイドルたちとは異なる魅力を放つ要因になっている。
神凪涙羽といえば、自身の生誕祭などで、よくシンデレラ姿を見せていた。そんなシンデレラ願望の強い彼女が、最新デジタルシングル『ドクリンゴ』では、闇/病みの感情を吐き出した。内容については、本人の言葉を以下へ記そう。
「「みんながお姫様になれるわけではない」。そんな思いを抱えながら、自分の現状との歪みと一番に愛されたいという、熱い思いと嫉妬心を描いた作品。
童話「白雪姫」の魔女視点から作られるもうひとつの物語で、異なる視点から人間の複雑な感情や欲望を書きだしたストーリーとなっており、自分がヒロインになれない現実を突きつけられながら自己成長への道を模索する姿が特徴的な曲」
その言葉だけだと、なかなか本質まで理解するのは難しい。そこは、配信リリース中の楽曲を聴いていただくか、公開中のMVを見てもらいたい。ただし、歌詞を紐解く前に彼女の水着姿に視線を奪われ、意識が異なるほうへ向いたら…それは、セクシーな神凪涙羽のせい??それとも、欲望に負けたあなたのせい??歌詞の一節ではないが、「ストレートに(感情を)ぶちかましてる内に ストレス The END」になれる楽曲であるのは、確かだ。
▼神凪涙羽(かんなぎるいは)「ドクリンゴ」 Official Music Video
『ドクリンゴ』は今、JOYSOUNDでカラオケ曲として配信中。こちらでも、MVを映し出しながら歌えるのも嬉しい。
また、有線放送USENでも、絶賛リクエスト受付中だ。
『ドクリンゴ』の楽曲制作などクリエイティブ面は、神凪涙羽に加え、関西・大阪を拠点に活動したバンド、LYMRAM、EYMのLYMTOMとTAKASHIが手掛けている。レーベル、プロモーション面では、関東・東京の株式会社IZUMI PROMOTIONが販売を手がけている。
オンラインでのLIVE配信も精力的に行い、配信アプリ内「バレンタイン姫ランキング」で3位、「月間 コスプレ配信者ランキング」で2位を獲得するなど、アイドル/アニメ好きはもちろん、幅広いヲタク層から神凪涙羽は支持を得ている。今年9月で活動14周年を迎え、15年目へ突入する彼女がここからどんな風に駆け上がっていくのか、その姿を一緒に追いかけようじゃないか。
〈取材・文/長澤智典〉
◆インフォメーション
デジタル音楽配信 Apple Music、amazon music、Spotify、AWA、KKBOX、タワーレコードミュージックなどこちらから視聴できます
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▼神凪涙羽のリリース情報はこちらから
https://izumipromotion.co.jp/labels/kannagi-ruiha/
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