<この記事にはTVアニメ、原作漫画『呪術廻戦』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>
『呪術廻戦』には、伏黒津美紀に受肉した万が死の間際に宿儺に託したものなど、まだ回収されていない伏線があります。次の3つの伏線は、この先回収されるのでしょうか──?
◆万が死の間際に宿儺に託したものはなに?
伏黒津美紀に受肉した平安の術師・万は宿儺との戦いに敗れ死を迎えましたが、彼女が死の間際に宿儺に託したものはまだ明かされていません。
万は生前から宿儺に歪んだ愛情を向けており、受肉した後には彼女が勝利したら結婚をするのを条件に宿儺へ戦いを挑みました。
お互いに呪術全盛期といわれた平安の術師らしい激しい戦いを見せましたが、この戦いは宿儺の勝利で終わり、彼女は死の間際に「私だと思って後生大事に使ってね」と言い宿儺に何かを託します。
万が託したものはまだ明らかになっていませんが、託す際に物質を新しく作り出す構築術式を使っていました。
このことから、万は何か新しく作り出したと考えられますが、おそらく彼女が構築したものは呪具ではないでしょうか。同じく死の間際に呪具を構築した前例として万と同じ術式を持った禪院真依がおり、彼女は死の間際に呪具・釈魂刀を構築して姉の禪院真希に託していました。
真依の術師としての腕前は低く、彼女をはるかに凌ぐ万が呪具を作ったとしたら相当強力なもののハズ。万が宿儺に何か託したことは当人以外誰も知りませんし、もしかしたら今後、彼女が作った呪具がピンチに陥った宿儺を救うなんてことがあるかもしれません。
宿儺は獄門疆から復活した五条と対峙したときや、五条との決闘でたびたび万の言葉を思い出している様子がありました。このことからも、万が託したものは宿儺になにかしら影響を与えるのかもしれません。