Netflixのシリーズ作品・アニメ『PLUTO(プルートゥ)』の配信が、10月26日から始まりました。
このアニメの発表があったのが今年の2月。そこからあっという間の配信となりましたが、実は『PLUTO』のアニメ化自体はそれよりも遥かに前から動いていたようなのです。
◆『PLUTO』のアニメ化が言及されたのは2009年?実は以前から動いていた?
『#PLUTO』公式HP
スペシャルコンテンツ更新
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エグゼクティブプロデューサー #丸山正雄 さん #真木太郎 さんのインタビュー記事(前編)を公開。アニメ化への軌跡を辿ります。次回更新は10/19を予定しています。
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— PLUTO(プルートゥ) Anime Official (@pluto_anime_) October 17, 2023
今回の『PLUTO』のアニメ化企画のプロデューサー、丸山正雄さんは、実はかなり前から今回のアニメーション化に繋がる発言を残していました。
『PLUTO』は浦沢直樹先生が2003年に発表した漫画です。原作は誰もが知る手塚治虫先生の名作『鉄腕アトム』。
『鉄腕アトム』の中の長編エピソード「地上最大のロボット」をリメイクした漫画作品で、2009年に発売された『PLUTO』の単行本の第7巻の後書きで、丸山さんが『PLUTO』をアニメ化するなら私だ、と言及していたのです。
丸山正雄さんといえば、アニメ界におけるプロデューサーの重鎮。そんな丸山さんが最初に入社した会社こそ手塚治虫が設立したアニメーション制作会社・虫プロダクションでした。
そして丸山さんは後にマッドハウスを設立する人間の内の一人となり、そのマッドハウスで浦沢直樹先生の漫画『YAWARA!』、『MASTETキートン』、『MONSTER』をアニメ化してきました。
手塚治虫と浦沢直樹という二人の漫画家と密接な関係にある丸山さんだからこそ、ある種“宿命”的に今回の『PLUTO』という企画を捉えているようで、インタビューなどでは本作を「最後の作品」と称するほどの重要な作品になっています。