<この記事にはTVアニメ、原作漫画『呪術廻戦』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>
いま、佳境を迎えている『呪術廻戦』では、ラスボスの候補にあがる宿儺や偽夏油こと羂索がそれぞれ戦いを繰り広げています。
そんな中、一部のファンの間では宿儺や羂索ではなく「とある別の存在」がラスボスなのではないかと噂されています。その存在とは誰なのでしょうか──?
◆ラスボス候補にあがる「とある別の存在」とは?
宿儺や羂索以外にあげられるラスボスの候補の「とある存在」とは、羂索が最終目的として生み出そうとしている1億人の呪力を孕んだ呪霊です。
当初の『呪術廻戦』では、宿儺の指を集めて虎杖に食べさせ彼を処刑することで宿儺を倒すことが目的だったため、宿儺がラスボスなのではと言われていました。
しかし、話が進むにつれ夏油の肉体を乗っ取った羂索が登場し、彼が人類と天元を同化させて日本全土を対象とした人類に進化を強制させようとしていることが明らかになります。
天元と人間が同化されてしまうと、悪意が伝播し1億人の穢れが流れ出て人類が滅びてしまうため、虎杖らは羂索の計画を止めるために動き出していました。そのため、長らくファンの間では宿儺と羂索がラスボスだと考えられていたのです。
その後、天元を奪いにきた羂索は天元と人類が同化した時には1億人の呪力を孕んだ呪霊が誕生する可能性があることを語り、この呪霊の誕生こそ彼の真の目的だったことや、呪霊を誕生させようとしている理由が「面白いと思ったから」だと、彼の口から明らかになります。
しかし、天元と人類の同化には死滅回游を終わらせる必要があり、虎杖や乙骨らなど死滅回游に参加しているプレイヤーを殺さなければならないため、当初はファンの中で1億人の呪霊は誕生しないと考えられていました。
ところが、ウケると思ったことを具現化する術式を持つ高羽が羂索と戦い始めたことで、羂索が彼の肉体と術式を奪えば虎杖と乙骨を殺さずに1億人の呪力を孕んだ呪霊を誕生させられる可能性が浮上し、ファンの間で「この呪霊こそラスボスでは?」と噂され始めたのです。
確かに1億人の呪力を孕んだ呪霊というのはインパクトがありますし、その実力は計り知れません。もしかしたら、いままで登場したどんな敵よりも強い可能性があるため、ラスボスに相応しい存在といえるでしょう。
もし、この呪霊が誕生した場合、誰がこの呪霊と戦うのでしょうか。