わたくしごとで恐縮ですが、大学時代に草野球チームを作って、細々と活動していました。
監督はおらず、作戦も何もなく、ただ個人技で打ったり投げたりしていたんですね。それはそれで楽でしたが、チームプレーを求めたモヤモヤもどこかにありました。
そんなある日、『ガールズ&パンツァー』(略称、ガルパン)で活躍する、西住みほの勇姿を観て思ったのです。「有能で優しい(あと可愛い)チームリーダーのもとで一致団結できたら楽しそう」と。
もし『ガルパン』世界における、乙女のたしなみが、「華道・茶道・戦車道」ではなく、「華道・茶道・野球道」だったら……。
大洗の再建を託されたみほは、どのような手腕を発揮するのでしょうか?? VIVA妄想してみました。
【準備編】選手の特徴を活かす
戦車道が野球道に変わった場合、試合への準備はどのようにするでしょうか。
◆相手高校の研究
野球の公式戦は、戦車道と同じトーナメント制です。
研究家のみほなら、まずは対戦相手の特徴や弱点を調べ上げるでしょう。偵察(不法侵入)が得意な秋山殿が率先して、
「なにか賭けごとをしてますね~」
「あれは…タバコでありますか?」
と、相手高校の様子をビデオに収めてきてくれるはずです。
◆ポジション&打順
戦車道で、大洗はお世辞にも良い戦車を所有していませんでした。野球の戦力に置き換えるなら、
・非力な器用貧乏
・打率の低い中距離ヒッター
という、使い勝手の良くないステータスぞろいでしょうか。
この戦力で勝ち上がれたのも、各選手の涙ぐましい努力と、みほの戦略が上手く結びついたからにほかなりません。
みほは、現有戦力で上手く戦うことが得意です。例えば、ポジションや打順では、
・ファースト⇒170cmと背が高い、バレー部の河西
・セカンド⇒黒森峰戦や大学選抜戦で、ドカベン殿馬のような動きを披露した会長
・サード⇒強い打球に挑むホットコーナーは、マウスに仇討ちを挑んだ歴女チーム(カエサルあたり?)
・代打の切り札⇒絶望的に朝が弱い麻子(試合序盤は役に立たないため)
・4番⇒狙いは外さない華さん(打点稼ぎのアベレージタイプ)
と、選手の特性を活かした配置をするでしょう。そのように、足りない技術や経験を適性でカバーしていきます。
それでは、野球道での試合運びはどのようになるでしょうか。
【試合編】采配と集中力で戦力差を埋める
戦力差を埋めようと作戦を立てるため、基本的に接戦が続きます。大洗の守備は、何でもない場面でエラーを繰り返すほど、穴が多いです。しかし、大事な場面では、1点を死守できる集中力があります。
西住みほといえば、相手の意表を突く作戦が得意です。例えば、
・2ランスクイズ
・1点ビハインドでホームスチール
・内野5人シフト
などの采配を振るい、窮地を脱しそうですよね。また、
・追い込まれても、エンドランをかける
・選手起用を左右で考えず、相性で考える
と、セオリーにとらわれない柔軟な発想をしてくるハズです。
もうひとつ、みほといえば、度胸の良さがあります。
きっとファールボールがベンチを襲い、顔をかすめても、瞬きひとつしません。心配する沙織を「めったに当たるものじゃないから大丈夫」となだめる姿が見たい!
それでは、野球道における、ライバル校との戦いはどのように描かれるでしょうか。ひとつずつ見ていきます。
【対戦相手編】個性豊かなライバル高校に挑む
大洗女子学園の前に立ちはだかるライバル高校の面々。
野球道の場合、このような展開になると予想します。
◆ vs 聖グロリアーナ女学院 【負け】
みほの奇策が通用しない強敵です。
選手の奮闘で土俵際まで追い詰め、代打は切り札のまこ。持ち球を難なくカットして、アッサムが決め球のスライダーを投げざるを得ない状況に追い込みます。
しかし、隠し持っていたもう一種類のスライダーで、こちらが返り討ちに遭うという、相手が一枚上手な展開になりそうです。試合後、監督のダージリンが、
「こんな格言を知ってる?勝ちに不思議の勝ちがあっても、負けに不思議の負けはないの」
とドヤ顔で言ってくる姿が思い浮かびます。
◆ vs サンダース大学付属高校 【勝ち】
サンダースは、打線の力強さが魅力。
パワーヒッターが並び、迫力満点です。ただし、試合の運びがアバウトで、待球作戦やランナーの揺さぶりによって、大洗は自滅を狙います。
また、アリサにサインを盗まれますが、みほは逆にそれを利用し、直球のサインで変化球を投げさせるのでした。
◆ vs プラウダ高校 【勝ち】
誘引や包囲網の作戦に定評があるプラウダ。
本編と同じように、大洗に罠を仕掛け、かかるのを待ち構えます。
打ち頃のボールでチャンスを作らせては、
「いける!」
「今日はコールドだ!(河嶋)」
と大洗ベンチをイケイケの空気に……。しかし、微妙にタイミングをはずし、早打ちの凡打を誘っていたのでした。
大洗がそのからくりに気が付いたときには、大量ビハインドで万事休す。そして、意気消沈のベンチの士気を上げようと、たまべヱ(侍ジャパン公式キャラ) ダンスを踊るみほ! 元気を取り戻した大洗は、あえてカチューシャの得意球を狙う作戦に……。
◆ vs 黒森峰女学園 【勝ち】
野球特待生ばかりの名門で、個々の能力が高いです。
チームワークも悪くないですが、先発のエリカがみほの揺さぶりに翻弄されます。
大洗が逆転したところで、満を持して、まほが登板。まほの本格派ピッチングを前に、大洗は手も足も出ません。
そして、同点に追いつかれてしまい、9回の表。ボテボテの内野安打とバントで、ようやく作ったチャンスに、みほが「代打、私」とコールを告げます。
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ガールズ&パンツァー最終章第1話 絶賛公開中!
もし西住みほが、野球道で大洗を率いたら、きっとこんな展開に違いありません。
そんな『ガルパン』ですが、現在最終章の第1話が絶賛公開中です。ぜひ劇場へ足を運びましょう!
(Edit&Text/うだつ)
ガールズ&パンツァー最終章 公式サイト
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