夏アニメ、『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』(略称、うちの娘。)の最終話が放送されましたね。
ストーリーは、凄腕冒険者の青年・デイルが、罪人の烙印を押された幼い魔人族の少女・ラティナとの出会いから始まりました。デイルは、ラティナをそのまま放置できず保護者になることを決意したわけですが、デイルの親バカっぷりが回を追うごとに酷くなり「ラティナが可愛すぎて、仕事に行きたくない」なんて言い出す始末(笑)。
ラティナの健やかな成長と、2人が育む絆に心がほっこりする物語でしたよね。なにより最初から最後まで一貫して可愛いラティナを観せてくれたアニメでした♪
最終話は大人になりたいラティナのお話でしたが、実際ラティナが大人になったら2人の親子関係はどうなるのでしょうか? 人間と魔人族、寿命の異なる2人が今後どうなっていくのか気になっているという人も多いのでは?
そこで今回は、2人の未来予想図を筆者なりに考えてみました!
親子のままでいる
デイルのラティナに対する親バカぶりを観ていると、「その気持ち分かるー!」となる人も多いでしょう。
それほど男親にとって娘というのは、目に入れても痛くないくらい可愛いものなのです。
しかもデイルに出会ったことでラティナは救われました。一方のデイルの方もラティナに出会ったことで荒んでいた心も救われていたのです。
今やデイルとラティナは、お互い必要不可欠な存在。寿命は違っていても今の温かい関係のまま、ずっと2人で生きていって欲しいと願ってしまいます。
まさかの恋人関係に発展!?
最終話で、ラティナはデイルの元恋人(?) ヘルミネに嫉妬のような感情を抱いていました。膨れた顔がめっちゃ可愛かったよねぇ。
ラティナももうすぐ学舎の卒業を控えているようでしたし、子供から思春期になるお年頃です。美しく成長することマチガイナシのラティナを、デイルはずっと子供として見ていられるのでしょうか?
でも、もしかしたら恋人関係に発展しちゃうかもしれないと考えたら、散々親バカぶりを見せつけられたコチラの違和感がすごいですよね(汗) 。
ラティナが魔王になって敵になる
ずっと気になっていること……それは『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』というタイトルです。魔王というキーワードは、アニメを観る限り第7話で魔人族の女性と話した時ぐらいしか出てきませんでしたよね。なのに何故タイトルに魔王がつくのか???
もしかしたら、魔王という存在はラティナ自身に関係ある事なのではないでしょうか? そう考えると、幼いラティナが魔人族から追放された事にも納得いくし、専門的な魔法の教育を受けていないにも関わらず強力な魔法が使えることにも繋がる気がします。
もしラティナが魔王になってしまったら、どうなってしまうのでしょうか……。もしかして人間と敵対してしまうのでしょうか……? 考えると恐ろしいですが、デイルの言動とタイトルを見る限り、デイルなら何よりも大切な存在であるラティナのためにどんな事情でもはね退けてしまう気がしますね。なんたってデイルは“娘のためならば魔王も倒せるかもしれない”男なのだから!
――デイルとラティナには、どんな未来が待っているのでしょうか? すごく気になる!
私のようなアニメファンのためにも、タイトル回収のためにも、ぜひ2期もやって欲しいです!!!
(Edit&Text/魔法使い鳥々エリー)
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TVアニメ『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』公式サイト
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