2020年冬アニメとして放送されている『群れなせ!シートン学園』(以下、シートン学園)。
『シートン学園』は、様々な動物が私立シートン学園を舞台に、人間の間様人(まざまじん)とオオカミ・大狼ランカを中心にストーリーが展開していく動物×学園コメディです。
<画像引用元:【Amazon.co.jp限定】群れなせ! シートン学園 Blu-ray BOX3 (全巻購入特典:描き下ろし全巻収納BOX引換シリアルコード付) より引用掲載 販売元:Happinet>
筆者としては第1話のベタな展開とヒロイン・ランカのウザさが際立って、視聴をやめかけましたが、第2話を観てみると動物の習性を活かしたユニークなキャラ設定、ドタバタ展開が面白く視聴を続けることにしました。
特に、キャラクターの面に関しては前述したように、ユニークなキャラクターがたくさん登場し、毎回ワクワクさせられます。そして第6話では、アニメに登場するヒロインが一通り出演しました。
どのヒロインもとても可愛いのですが、その中で筆者が推しているのが、ナマケモノモデルの獣生ミユビと、狼モデルで主役の大狼ランカです。
そこで今回は、筆者イチオシの2人(2匹?)の魅力を少しばかり語らせていただきます。
病弱(?)王道ヒロイン!獣生ミユビ
筆者一番のお気に入りヒロインは、ナマケモノモデルの獣生ミユビです。
<画像引用元:https://anime-seton.jp/story/?ep=5 より引用掲載 © 山下文吾・Cygames/アニメ「群れなせ!シートン学園」製作委員会>
めちゃめちゃ可愛いキャラデザですね! 頭の緑は日中動かないあまりに頭に生えたキノコだそうです。
彼女の推しポイントは、
・体力のないナマケモノ故に死ぬところ
・そんな深刻(?)なハンディキャップにも関わらず目標のために努力する芯のあるところ
です。
ミユビは、少し動いただけで(下校しようと教室から出るだけ、瓦割り用の瓦を持つだけ)すぐ死ぬ(倒れる)のですが、その度にランカが「ミユビが死んだー」と叫ぶ一連のやりとりが観ていてとても微笑ましく、そんなか弱いところに惹かれます。
<画像引用元:https://anime-seton.jp/story/?ep=5 より引用掲載 © 山下文吾・Cygames/アニメ「群れなせ!シートン学園」製作委員会>
ミユビは、前述したように運動が圧倒的に苦手なのですが、スポーツでアクティブな学校生活を一途に目指していて、居室にはジムと呼んでも差し支えない限りに運動器具が並んでいたり。そんな風に、圧倒的ハンディキャップを抱えているのに、一途に頑張れるところは観ていて応援したくなります!
声優の演技が光る天真爛漫元気っ子!大狼ランカ
そして、筆者がミユビと共に応援しているもう一人のヒロインが、狼モデルで主役の大狼ランカです。
<画像引用元:https://anime-seton.jp/story/?ep=8 より引用掲載 © 山下文吾・Cygames/アニメ「群れなせ!シートン学園」製作委員会>
ランカは天真爛漫で元気な王道ヒロインで、作中では料理部のボス(自称)として部員を大切にする仲間想いなキャラとして作中描かれています。
ただ、第1話の時点では筆者の中で好感度最下位でした……。嫌がる主人公に群れに入れ(狼中の「友達になれ」)と一方的にただひたすら絡んでるだけで、ウザいというのが印象的であり彼女が原因で視聴を切ろうとも考えました。
しかし、一旦料理部が立ち上げられ主人公とも仲間(彼女言うところの“群れ”)になると、第1話で感じられたウザさは鳴りを潜め、天真爛漫で仲間思いの良い子という側面が大きく現れるようになりました。
<画像引用元:https://anime-seton.jp/story/?ep=8 より引用掲載 © 山下文吾・Cygames/アニメ「群れなせ!シートン学園」製作委員会>
第5話では、運動が“致命的”に苦手なミユビの運動練習に真摯に付き合ったりといった振る舞いから、仲間意識の強い狼らしさが現れています。
また、声優・木野日菜さんの少し舌ったらずな声で演じられる純粋で喜怒哀楽の激しい怪演は必聴! 主役の人にほっぺを引っ張られてアゥアゥ言っているシーン(第4話)や、その他制裁を受けている時の悲鳴演技はめちゃめちゃ可愛いです! Twitterでも「木野日菜 ランカ」と検索すると、木野さんとランカの組み合わせを絶賛する呟きがたくさんあります。
――以上、『シートン学園』のメスキャラから2人の推しヒロインを紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか?
筆者は健気なミユビと、声優の怪演光るランカ、そして2人のミユビが死んだコントを楽しみに視聴しています。
他にも『シートン学園』には、服を着るのを恥ずかしがるハダカデバネズミの女子生徒や、杉田智和さん演じる恋に不器用なライオン、津田健次郎さん演じる無数のゲストキャラが登場します。また、動物の習性を活かした面白いドタバタ展開、ギャグが満載です!
3月に向かい、最終回ラッシュが近づいてきましたが、『シートン学園』はどんなフィナーレを私たちに見せてくれるのでしょうか?
『シートン学園』のこれからの展開からも目が離せません!
(Text/せいぞー Edit/白鳥ほたる)
© 山下文吾・Cygames/アニメ「群れなせ!シートン学園」製作委員会