来季イチオシのアニメ『BNA ビー・エヌ・エー』…実力派揃いの制作スタッフ陣の手によって“覇権アニメ”になる可能性も!?

2020年3月18日

アニギャラ☆REW編集部

　春アニメ『BNA ビー・エヌ・エー』は、獣人と人類が存在する世界が舞台の作品です。

　主人公・影森みちるは普通の人間でしたが、ある日なぜか獣人になってしまいます。人間の世界に馴染めなくなり、生きやすさを求めて獣人の街“アニマシティ”を訪れた影森みちる。そんな彼女は、自分が獣人となった謎を追ううちに、大きな騒動に巻き込まれていくことに――。

　あらすじだけを聞くと、どこかで耳にしたことがありそうな気もしますが、そんな本作、実力派揃いの制作スタッフの手によって来季の覇権アニメになる可能性も!?

　春アニメとして放送を控えた『BNA ビー・エヌ・エー』。覇権アニメの予感を匂わせる本作を手掛けるスタッフたちの実力とは如何なるモノか？　今回はアニメ制作という観点から『BNA ビー・エヌ・エー』の魅力を紐解いていきます。

制作会社は近年好調の「TRIGGER」

　『BNA ビー・エヌ・エー』の制作元は「TRIGGER」というアニメ制作会社です。

　近年のTRIGGERは、『SSSS.GRIDMAN』や劇場アニメ『プロメア』などの人気作品を手掛けており、今勢いのあるアニメ制作会社の一つとして度々その名前を耳にします。

　『SSSS.GRIDMAN』は2018年に放送されたアニメです。街に現れた巨大怪獣を巨大ヒーローが倒すという、一見子供向けアニメみたいな設定でしたが、綿密なストーリー、SNSなどで「百合ッドマン」とまで呼ばれたメイン女子キャラの関係描写、特撮オタクを唸らせる数々のオマージュと伏線、声優たちの名演技で、一躍覇権アニメとなりました。放送1年後もイベントが開催されたり、2期『SSSS.DYNAZENON』の放送が決定するなど、大人気アニメとなっています。

　一方、『プロメア』は、同時期に上映された『天気の子』に比べるとあまり話題にはなりませんでした。しかし、圧倒的迫力の作画や、堺雅人さんの名演技も相まって大人気作品となり、2019年の5月末上映開始から現在まで上映館があるロングラン作品です。

　このように近年絶好調のTRIGGERの新作に、「期待するな」という方が無理があるでしょう！

手書き風のレトロな絵柄と大胆なアニメーション

【第2回・5日間連続フォロー＆RTキャンペーン開催中！】
本日は、タヌキ獣人の主人公・影森みちる（CV #諸星すみれ）が獣人特区『アニマシティ』の祭りを楽しむ場面カット③を公開！
キャンペーンの詳細はこちら→https://t.co/Gs8S9L69Bz #ビーエヌエー #ビーエヌエーミニ場面カット展 pic.twitter.com/fJcRnMwYSZ

— TVアニメ『BNA ビー・エヌ・エー』 (@bna_anime) February 19, 2020

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　上記の公式ツイート画像から分かるように、『BNA ビー・エヌ・エー』の作画は手書き風であり、この手の描写は近年において珍しいと言えます。

　近頃のアニメは、デジタル技術のおかげで鮮やかな色使い、リアルな絵柄で非常に美麗な作品が多く作画崩壊も少ないです。ですが、逆に個性がなくなってしまって見飽きたように感じてしまうことも多いのも事実。『BNA ビー・エヌ・エー』の作画は、見方によっては荒い絵柄にも見えるかもしれませんが、この少し荒い解像度がいい味を出していると言えるでしょう。