『たまごっち』が昨年20周年を迎えました!!
社会現象にまでなった携帯型育成ゲーム『たまごっち』が初めて発売されたのが1996年11月23日。昨年11月に、そこから数えて20年という節目を迎えたわけです。
アニバーサリーイヤーは'16年ですが、年末が節目ということもあり、本格的なアニバーサリー記念企画の実施は'17年からが本番であり、アニメ映画の公開や新作ゲームのリリースが控えています。
・・・一方でそんな明るいニュースに紛れて、不穏なニュースも飛び込んできているので、そんな最近の『たまごっち』の話を紹介します。
『たまごっち』祝20周年アイテム登場
『たまごっち』20周年を記念して、記念アイテムが登場します。
まずはすでに発売済みの「Tamagotchi m!x 20th Anniversary m!x ver.」。
昨年のちょうど20周年記念日にあたる11月23日に発売された、『たまごっち』の最新機種“たまごっちみくす”の20周年記念バージョンです。
ますくっちやおやじっち、さらには、ばんぞー博士など初代キャラクターなどが登場します。
さらにさらに、その初代『たまごっち』そのものを、ミニサイズで再現した復刻版「かえってきた!ちびたまごっち」も今年4月上旬発売が予定されています。
台東区の成人式でも話題になりました☆
たまごっち20周年を記念してあの初代たまごっちの「ちびたまごっち」が発売~!
発売記念イベントも3月中旬に実施予定☆詳細は後日はっぴょー!https://t.co/7wZGmuh9gs#たまごっち #ちびたま #20周年 pic.twitter.com/blSQhg7pLH— たまごっち (@TMGC_net) 2017年1月11日
カラーが6色用意されていますが、当時特に大人気だった白『たまごっち』も含まれているということで、再びレアアイテムになったりしちゃうのでしょうか?
価格が1,500円と手頃なのも嬉しい話です。
終了したアニメシリーズもスクリーンにて復活!
'15年に終了したアニメ版『たまごっち』。
それがなんと、今年、劇場版としてアニメの最新作が公開されるのです!
その名も『映画たまごっち ヒミツのおとどけ大作戦!』。
公開は’17年4月28日(金)。全国の映画館で上映予定です。『たまごっち』がスクリーンに登場するのは’08年の『映画たまごっち うちゅーいちハッピーな物語!?』ぶりであり、今回が3度目。『たまごっち』というブランドの歴史をこういった数字からも感じられます。
少し残念なのは本作はあくまで短編ということ。
実はこの映画は、『映画かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界』の同時上映作品という位置づけでの公開。
せっかくのアニバーサリーイヤーなのだから、“単独作品として長編アニメ映画化!”みたいな景気の良さそうな感じになっておきたいところですが、キャラクターブランドとしてはちょっと勢いが足らなくなってきた時期にさしかかっているのかもしれません。そんな傾向が感じられるニュースも新たに報じられてしまいました。
新作映画公開前のタイミングで暗いニュース
たまごっちの勢いがなくなってきたと思わせるニュース・・・
たまごっちオフィシャルショップ“たまごっちデパート原宿”が2月26日で閉店してしまうそうなのです。
【たまごっちデパート原宿】
2017年2月26日19時をもって「たまごっちデパート原宿」が閉店いたします。
感謝をこめて本日より最終日まで、全品50%OFF(一部除外あり)セールを開催!
皆様のお越しをお待ちしています!#たまごっちhttps://t.co/1tMTS7SLhY pic.twitter.com/TB5vWxho8a— たまごっち (@TMGC_net) 2017年1月20日
『たまごっち』オフィシャルショップは、“たまごっちデパート名古屋店”が’13年に、“たまごっちストア東京”が昨年6月にそれぞれ閉店。そして、“たまごっちデパート東京ドーム店”の閉店と入れ替わりの形で開店し、移店などを経て唯一生き残ってきたのが“たまごっちデパート原宿”でした。その閉店は……。
『たまごっち』の実存店舗の消滅を意味します。
映画の上映がゴールデンウィークなので、それを目前に閉店してしまうと思うと、なかなか悲惨なタイミングです。
“たまデパオンラインショップ”という『たまごっ』のオンラインショップがまだあるので、そちらで販売営業は続くものの、オフィシャルショップの拡大が見られる『ポケモン』の様なブランドと比べると寂しい話です。
――こういったニュースを聞くと、アニバーサリーイヤーでありながら、『たまごっち』のブランド力低下が感じられます。
そもそも近年アニメシリーズが終了していたこと事態がそれを示していただけに、オフィシャルショップがなくなるのはさらに人気の凋落を感じさせますよね。
人気の波のちょうど谷間に差し掛かっているというのはむしろ、好意的な見方かもしれません。
この20周年企画が最後の打ち上げ花火だった・・・。
なんてことがないかちょっと心配な『たまごっち』。
’17年は“『たまごっち』20周年のアニバーサリーイヤー”であるとともに、『たまごっち』にとってどういった年になるのかにも要注目です。
(Edit&Text/ネジムラ89)
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