<左から大原ゆい子さん、高橋李依さん、梶裕貴さん、赤城博昭監督>
6月4日(土)、TOHOシネマズ日比谷にて劇場版「からかい上⼿の⾼⽊さん」の完成披露上映会 が開催され、高木さん役の高橋李依さん、西片役の梶裕貴さん、主題歌アーティストの大原ゆい子さん、赤城博昭監督が登壇。イベントの舞台挨拶では、本映画のエンディング曲が週替りで4週間ごとに変わることが発表された。
梶さんは「(それぞれの曲)全部、表情や印象が違うけど、ちゃんと高木さんだなっていう感じがします」とコメント。さらに彼は「2週目に驚きましたね。そこいく!? ありがとうみたいな」と2週目のエンディング曲に衝撃を受けたことを話す。
週替りでそれぞれ違うエンディング曲を歌う高橋さんは、エンドロール映像に乗せて流れてくる各楽曲について「完全にエンディングとしての機能を果たしているといいますか、エンディングの楽曲の違いで後味が変わるなって少し感じています。どれも高木さんの映画の後味になれると思うので、本当に後味違いを楽しめるのでオススメです」と語った。
また、赤城監督によるとエンディングで見られる絵は毎週変わり、原作者・山本崇一朗先生の絵もそこでは目撃できるという。
なお第1週目は、I WiSHの「明日への扉」を高橋さんがカバーしたものが使用されるが、2週目以降はどんな楽曲が聞けるのだろうか? 劇場版「からかい上⼿の⾼⽊さん」は6⽉10⽇(⾦)より全国公開される。
〈取材・文・撮影/水野ウバ高輝〉
◆映画情報
劇場版「からかい上手の高木さん」6月10日(金)ロードショー!
▼STORY
とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片。
どうにかして高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。
季節はめぐり、3年生に進級した2人。周囲は将来を考え始め、不安と期待が入り混じる中、高木さんと西片の距離は未だ変わらぬまま。そして、中学最後の夏がはじまろうとしていた――
夏休みが始まる前日、2人は帰り道で偶然ちいさな子ネコと出逢う。その子を「ハナ」と名付け、神社の境内で母ネコを見つけるまで面倒をみることに…。徐々に懐いてゆくハナを見守りながら過ごす2人。
ちいさな出会いがもたらした、幸せに包まれた真夏の日々が、あらたな想いを育んでゆく――。
▼INTRODUCTION
シリーズ累計1100万部突破の大人気コミックが、ついに映画化!
2022年、見守りたい初恋が、ここにある―。
原作は、2021年に第66回小学館漫画賞(少年向け部門)を受賞、発行部数1100万部(シリーズ累計)突破の、山本崇一朗による同名コミックで、「〇〇さん系」とよばれるジャンルの代表格として不動の地位を築いている。
2018年に放送されたTVアニメも好評を博し、2019年には第2期、2022年1月からは第3期が放送。二人のやり取りを見守りながら「ニヤキュン」するファンに支えられ、いよいよこの夏、スクリーンへーー。
少しずつ大人の階段をのぼり始める中学3年生の夏の1ページに刻まれる、ふたりの青春模様が、原作者・山本崇一朗監修の下、TVシリーズと同じスタッフ陣によって瑞々しく丁寧に紡がれる。
これは、ひと夏に起こる、ちいさくて、やさしい青春物語――。
▼キャスト
- 高橋李依(高木さん)
- 梶 裕貴(西片)
- 小原好美(ミナ)
- M・A・O(ユカリ)
- 小倉 唯(サナエ)
- 落合福嗣(木村)
- 岡本信彦(高尾)
- 内山昂輝(浜口)
- 悠木 碧(北条)
- 内田雄馬(中井)
- 小岩井ことり(真野)
- 田所陽向(田辺先生)
- 水瀬いのり(ハナ)
- 戸松 遥(太田)
▼スタッフ
- 原作:山本崇一朗『からかい上手の高木さん』『あしたは土曜日』(小学館「ゲッサン」刊)
- 監督:赤城博昭
- 構成:福田裕子
- 脚本:福田裕子 伊丹あき 加藤還一
- キャラクターデザイン:髙野 綾
- 美術設定:池田祐二
- 美術監督:笠原由紀
- 色彩設計:横井未加
- 撮影監督:牧野真人
- 編集:中葉由美子
- 音響監督:えのもとたかひろ
- 音楽:堤 博明
- アニメーション制作:シンエイ動画
- 主題歌 :大原ゆい子「はじまりの夏」(TOHO animation RECORDS)
- 製作:劇場版からかい上手の高木さん製作委員会
- 配給:東宝映像事業部
▼公式サイト
▼公式Twitter(@takagi3_anime)
https://twitter.com/takagi3_anime
▼この記事を書いたライター 《水野ウバ高輝》 Web/雑誌編集者・ライター。メンズファッション雑誌『411(フォー・ダブワン)』編集部(外部編集者)を経て、『週刊SPA!』のWeb版『日刊SPA!』など複数のメディアにライターとして記事を寄稿。中島らも、西原理恵子、大森靖子、戸川純に傾倒し、暗黒の20代を過ごす。『Yahoo!ニュース』に掲載された執筆記事のコメント欄に「水野高輝キモい」と名指しで書かれたことも。共著に『超解読 ジョジョリオン 杜王町の奇妙な考察』(出版社:三才ブックス)がある。水野ウバ名義でギタリストとしても活動中。⇒RunKillYou 音源(AppleMusic) ⇒coli-ori 音源(AppleMusic)