7月1日。これがなんの日かと言うと、ディズニー・ピクサー最新作『バズ・ライトイヤー』の公開日です。ピクサー作品は『私ときどきレッサーパンダ』『あの夏のルカ』など、長編が制作されても劇場公開されないという判断が続いていたので、久しぶりの劇場公開という意味でも楽しみです。ちなみにアメリカでは日本よりも少し早く、6月17日から劇場公開がスタートする予定です。

 そんな『バズ・ライトイヤー』の公開が迫っているということで、早くも次の劇場公開作品の宣伝ができるように、ディズニーの新作映画の情報が解禁されました。その名も『Strange World(原題)』です。

◆本家ディズニーの2022年最新作『Strange World(原題)』

 古くは『白雪姫』に始まり、数多くの長編アニメーションを手がけてきたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが、『ラーヤと龍の王国』、『ミラベルと魔法だらけの家』に続いて2022年に新たな長編映画を公開します。それが『Strange World(原題)』。

 これまでは、そのタイトルとコンセプトアートのみが発表されているのみだったのですが、日本時間の6月6日深夜にトレーラーが解禁されました。

 白黒の映像から始まり古き良き冒険映画が始まるのかと思いきや、一転して最新の3DCG映像で、見たこともないような世界を特徴的な飛行機と、複数の人間たちが冒険する姿が描かれています。

 本作の監督は『ベイマックス』や『ラーヤと龍の王国』の監督でもあるドン・ホール氏。共同監督と脚本には、『ラーヤと龍の王国』にも脚本で参加していたキュイ・グエン氏が名を連ねています。

 この『Strange World』は北米では2022年11月の公開を予定しています。日本での公開はこの映像の発表時点では発表されていませんが、従来の傾向からいっても期待できるのではないでしょうか。

◆『ミラベルと魔法だらけの家』に早くもヒントが隠されていた?

 ただ、今回の映像が発表される以前に、今回発表された『Strange World』のトレーラーに登場する丸型の飛行機のビジュアルが登場していた映画が存在します。

 それがウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオが製作した長編作品の一つ前の作品『ミラベルと魔法だらけの家』です。日本でも2021年に劇場公開を果たした映画ですが、実はこの『ミラベルと魔法だらけの家』の中で、『Strange World』の飛行機が一足先に登場していたのです。

 その登場シーンというのが本編の中……ではなくエンドロール。エンドロールのクレジットがほとんど流れきった終盤に、本編では登場していないはずの謎の飛行機のイラストが添えられているのです。

 なぜ作中に登場しないアイテムがエンドロールに添えられているのか、長らくわかりませんでしたが、今回の『Strange World』のトレーラーに同じデザインの飛行機が登場したことで、次回作のヒントを仕込んでくれていたのだと分かりました。

 『ミラベルと魔法だらけの家』の公開時点ではまだ『Strange World』のタイトルすら明らかになっていなかったのですが、次回作の情報が思わぬ形でいち早くお披露目されていたようです。

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