松本直也氏による大人気コミック『怪獣8号』のアニメ化が決定し、特報映像が公開された。
本作の舞台は、日常的に怪獣が人々をおびやかす世界。怪獣を討伐する「日本防衛隊」への入隊を志していた主人公・日比野カフカは、一度はその夢を諦めるも、ある出来事をきっかけに再び防衛隊を目指す。怪獣と隣り合わせの世界で、人々は時に傷つきながらも逞しく生きていく。最新鋭の装備を備えた防衛隊と、無慈悲に襲い来る怪獣とバトルが、大迫力で描かれている。
このたび公開されたアニメ化特報は、本作の特徴である「日常の中に怪獣が現れる世界」を覗くかのような迫力ある映像となっている。陰影を帯びた市街地の写真には、作中の世界を感じさせる企業広告・交通表示が。加えてサイレンやざわめきが不安をかきたてる。
楽曲は本編劇伴作家による書き下ろし。怪獣の猛々しさを感じさせるオーケストラサウンドと、防衛隊の雄々しさを象徴するギターサウンドが、かつてない壮大な戦いを予感させる。現実と虚構が入り混じる世界で何が起こるのか、不穏さの中にも湧き上がるような期待を感じさせる。
2020年7月よりジャンプ+連載が開始された本作は、現在までにコミックスの累計発行部数は800万部を突破し、ジャンプ+累計閲覧数は驚異の3億超え。連載開始後、圧倒的速度でジャンプ+を代表するマンガの1つとなり、今なお加速する人気でファンを拡大し続けている。
「次にくるマンガ大賞2021」Webマンガ部門1位、2020年度コミックス第1巻年間売り上げ1位をはじめ数々のマンガ賞に輝き、メディア化前にして抜群の知名度を誇る本作。海外に目を向けると「MANGA Plus by SHUEISHA」をはじめ複数のサービスを通じて、8言語・一部地域を除く全世界で日本と同時配信中。プリント版は35の国と地域で刊行されるなど、世界中で好評を博している。
◆アニメ情報
▼イントロダクション
日常的に怪獣が人々をおびやかす世界。
怪獣を討伐する「日本防衛隊」への入隊を志していた日比野カフカは、
いつしかその夢を諦め、怪獣専門清掃業者で人知れず働いていた。
「二人で怪獣を全滅させよう」
かつてそう誓い合った幼馴染の亜白ミナが第3部隊隊長として脚光を浴びるなか、
彼女と共に戦えない不甲斐なさを抱えるカフカ。
しかし、防衛隊を目指す後輩・市川レノとの出会いをきっかけに、止まっていた時が動き出す。
ミナの隣に立つために。怪獣から人々を守るために。カフカは再びかつての夢を追い始める。
――だが彼は知らなかった。
怪獣の脅威が、思いもかけない形で近付いていたことを。
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