アニメ『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』が、2022年10月から放送されることが決定した。あわせて、恩田尚之氏による描き下ろしのメインビジュアルが公開された。
三浦建太郎原作、1989年より連載中のダークファンタジー作品『ベルセルク』。重厚なストーリー、魅力あるキャラクター、圧倒的で緻密な作画、そして何者にも追随を許さぬ創造力で描かれ、読者の心と人生に強い衝撃と感動を与え、日本の読者だけでなく世界の読者をも魅了するファンタジーコミックの最高峰である本作は、2022年6月時点にて、全世界での累計発行部数は5,000万部(紙+電子)を突破している。
今回の放送では2012年の劇場公開時にはなかった原作人気シーンの一つでもある「夢のかがり火」など原作珠玉の名シーンが、劇場版同様に恩田尚之総作画監督のもと新規カットとして追加される。
さらに、既存カットも、数百カットに手を加え、リマスターとしてバージョンアップされる。公開から10年を経て新たに描かれる追加カットに期待してほしい。
また、ED楽曲には中島美嘉さんの「Wish」が決定。平沢進氏・鷺巣詩郎氏による新期楽曲の提供も決定した。詳しい情報は下記から確認してほしい。
◆エンディングテーマ情報
- エンディングテーマ:「Wish」
- 歌:中島美嘉
- 作詞:中島美嘉
- 作曲:PENGUINS, Itsuka, Tatsumi Goda, Gakushi Ogi, MiRai, Ryo Ito
- 編曲:トオミヨウ
▼中島美嘉 コメント
今回、沢山のファンの皆さまに愛される「ベルセルク」のエンディング楽曲を担当させていただけることをとても光栄に思います。ベルセルクを読んだ時、歌詞に散りばめたい詞がいくつか浮かんできて、楽しみながら楽曲ストーリーを紡ぐことができました。アニメと共に楽しんでいただけたら嬉しいです。
▼平沢進 コメント
あれから10年。主題歌制作をめぐる異質な経験の記憶はその経年にも衰えず永遠の今のように息づいている。極秘施設のような場所でのミックス。鷺巣さんとの出会い。名も知らぬ大勢の若き現場スタッフの方々が放つ覇気と困憊のオーラ。それら鮮烈な体験は全て三浦建太郎が振るう僅かコンマ数ミリのペン先から生じた現実の中にあるという驚異の前で、この粛然たる身構えに賜った新しい劇中曲を謹んでここに献上いたします。
▼鷺巣詩郎 コメント
10年を経て新たによみがえるべく映像表現に、作曲家としての加筆は必須。
創造主を失う悲劇は起こった……だからこそ、創造は前進させなくてはならない。
◆佐野雄太監督&ガッツ役・岩永洋昭のコメント
▼佐野雄太監督 コメント
劇場版ベルセルクは私もCGIスタッフとして参加しており大変思い入れが強い作品です。戦闘シーンを作っている時に三浦先生がいらして「おー、動いてる!」と声を掛けてくれたことを覚えています。今回はその劇場版を編集したメモリアル・エディション。劇場版の魅力を保つことに配慮しつつ、追加シーンや修正を加えて原作の濃厚な人物描写をさらに深く表現することを目指しました。この作品を通して多くの方々にベルセルクの魅力を伝えられればと思っています。
▼ガッツ役・岩永洋昭 コメント
◆アニメ情報
▼放送情報
2022年10月より各局にて放送開始
- TOKYO MX
- とちぎテレビ
- 群馬テレビ
- BS11
<アニメ特報PV>
▼STAFF
- 原作:三浦建太郎
- メモリアル・エディション監督:佐野雄太
- 劇場版監督:窪岡俊之
- 脚本/メモリアル・エディション脚本総監修:大河内一楼
- キャラクターデザイン/総作画監督:恩田尚之
- アニメーションディレクター:岩瀧智
- 美術監督:中村豪希 竹田悠介 新林希文
- 動画検査:梶谷睦子 加来由加里
- 色彩設計:成毛久美子
- CGI監督:草木孝幸 廣田裕介 斉藤亜規子 今中千亜季
- 編集:重村建吾
- 音響デザイン:笠松広司
- 音楽:鷺巣詩郎
- オープニングテーマ:平沢進「Aria」(テスラカイト)
- エンディングテーマ:中島美嘉「Wish」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
- アニメーション制作:STUDIO4℃
▼CAST
- ガッツ:岩永洋昭
- グリフィス:櫻井孝宏
- キャスカ:行成とあ
- ジュドー:梶裕貴
- リッケルト:寿美菜子
- ピピン:藤原貴弘
- コルカス:松本ヨシロウ
- ガストン:矢尾一樹
- バズーソ:ケンドーコバヤシ
▼アニメ公式HP
▼アニメ公式Twitter
https://twitter.com/berserk_mePR
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◆イベント情報
日本を代表すると言っても過言ではないファンタジー大作『ベルセルク』。これまで、アニメ版の展覧会、複製原画展示や掲載誌の周年記念展などは開催されてきたが、作品・作家単独での原画展は初となる、ファン待望の展覧会が開催される。
- イベント名:大ベルセルク展 ~三浦建太郎 画業32年の軌跡~ 銀座Edition
- 会期:2022年9月21日(水)-10月4日(火)
- 会場:松屋銀座8階イベントスクエア
- 開場時間:午前10時~午後8時
※9月25日(日)、10月2日(日)は午後7時30分、最終日は午後5時閉場)
※入場は閉場の1時間前まで - 主催:大ベルセルク展実行委員会
- 協力:フィールズ
- 展示協力:株式会社謙信(ART OF WAR) 株式会社プライム1スタジオ
- 株式会社マックスファクトリー
▼チケット情報
8月9日(火)19時より前売券一次抽選販売スタート
- 入場料(税込)=一般1,700円(1,500円)
- 高校生1,200円(1,000円)、中学生1,000円(800円)、小学生700円(500円)
- ペーパーナイフ付入場券=4,900円(4,700円)
- ジッパーバイト付入場券=2,700円(2,500円)
※( )は前売料金。前売券は9月20日(火)まで発売。
※9月21日(水)~25日(日)、10月1日(土)、2日(日)の7日間は全日入場日時指定制になります。
※チケットの販売状況により、一部の日にちを日時指定制入場にする場合があります。
▼イベントHP
https://www.dai-berserk-ten.com
▼イベントTwitter
© 三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS