<この記事には、TVアニメ『SPY×FAMILY』と原作マンガ『SPY×FAMILY』のネタバレが含まれます。ご注意ください>

 ロイドが爆発に巻き込まれて命を落とす──!? 

 「MISSION:14 時限爆弾を解除せよ」はシリアス回にも関わらず、アーニャの顔芸が光るコミカルなストーリーが展開。

 アーニャはボンドに乗って、時限爆弾が仕掛けられた時計台へと急ぎましたが、時計の読み方が分からない彼女は大パニック!

 一方、家族と離れて、西国<ウェスタリス>の要人暗殺計画を阻止すべくミッションを遂行中のロイドは、得意の変装で車に乗り込み、キースをおびき寄せる荒わざを見せます。

 はたして、フォージャー家は東西平和の崩壊を食い止めることができるのか!?

◆「家族」と「平和」の危機をめぐるシリアス回!

 テロリストに追われたアーニャとボンドの元に助けに入ったヨル。その鬼の形相を引き金にテロリストたちが撤退したところから、「MISSION:14 時限爆弾を解除せよ」はスタート。

 事の次第をヨルに伝えて警察に通報してもらうアーニャ。今回はシリアス回ではあるのですが、冒頭の親に心配をかけて謝るアーニャと優しく包み込むヨルのやり取りには、親子の温かい絆を感じさせます。

 しかし、アーニャはボンドの予知能力によって、ロイドが爆発に巻き込まれて命を落とす家族崩壊と、東西平和の瓦解を察知。ヨルには自身のエスパー能力を隠しているので、この未来は伝えられません……。

 悩んだ末にアーニャはヨルに言い訳でごまかし、ボンドに乗って爆破される時計台へとひた走ります。

 通報をきっかけに、ロイドたちエージェントは学生テロリストたちを次々と確保。「戦争」を望む学生たちに、シルヴィア管理官(ハンドラー)は戦争の生々しさをとつとつと語りかけます。

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 各々の辛い経験から平和を守るために暗躍する大人たちと、戦争を知らない若い学生たちに、明らかな温度差を感じさせるシーンでした。

  「戦争はもううんざりだ」と放った<黄昏>の重い一言も、彼が経験した戦争の痛ましさを物語っているようです。

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