皆さんは、今月から始まったテレビアニメ『悪偶 -天才人形-』をご覧になりましたか? このテレビアニメは、中国の漫画家・一淳氏によるウェブコミック『悪偶』(あぐう)が基となっており、原作はなんと中国で10.5億ビューを超えています。
そんな大ヒット作が、日本のアニメ制作会社・スタジオディーンによりテレビアニメ化だなんて、とても期待大ですよね!
本記事では、テレビアニメ『悪偶』について紹介いたします。
あらすじ
主人公・愛は、華やかなダンサーを目指している16歳の女の子。しかし才能に恵まれない彼女は、親友のダンサー少女である町の、ダンサーとしての才能を見せつけられて落ち込む日々を送っている。ある時、愛は、町の才能にはある秘密があることを知ってしまう。
町は、「悪偶」と呼ばれる手のひらサイズほどの大きさの人形を保有することで、その才能を得ることができた。つまり、町の才能は本物ではなく、偽物だったのだ。
愛は、「悪偶」を造りだす「裁縫師」とよばれる人たちに抗うため、「救済者」となる。
悪偶って何?
悪偶とは、裁縫師による邪悪な術で造られた、手のひらサイズ程度の大きさの、生きている人形のことです。
これを体内に縫い込むことで、誰でも後天的に天才的能力を得ることができます。
悪偶の造り方の詳細はかなり酷いものとなっておりますので、気になる方はアニメの公式サイトやアニメ本編をチェックしてみてください。
OPとEDにも注目!
アニメのオープニングテーマは、「prima dynamis」(プリマ デュナミス)というタイトルの曲で、これは電気式華憐音楽集団(略称、デンカレ)が手がけております。とてもかっこよくて一度聴いたら忘れられない中毒性のある曲となっているので必聴です。
デンカレはこれまでに長いことPCゲームなどに楽曲提供してきましたが、テレビアニメの主題歌を手がけるのは今回が初となっております。
また、エンディングテーマは愛役の芝崎典子さんが歌う「ツギハギ」という曲です。親友である町へ心を込めて歌われたこの曲も必聴ですので、ぜひチェックしてみてください。
テレビアニメ『悪偶 -天才人形-』は、中国のweb漫画が原作なので、クセの強い作品ではあります。しかし、第1話がとても続きが気になる終わり方をしましたので、まだ未視聴という方はとりあえず試しに1話だけでもぜひ観ていただきたいです。
まるで伊藤潤二「コレクション」のようなホラーテイストのこの作品、いったいどのように物語が進展していくのか、これからとても楽しみですね!
(Edit&Text/harupon)