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 世界的大ヒットのモバイルゲームを原作に、アニメーション映画版が公開された『アングリーバード』。そんな『アングリーバード』の劇場版の第二弾『The Angry Birds 2』の公開が発表されています。

 私は意外と楽しみにしているのですが、どうも世界と日本で本作に対する温度感が違うようです。

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『アングリーバード』とはどんな映画?

 ゲーム『アングリーバード』はボール型の鳥をパチンコで飛ばして建造物を破壊していくアクションパズルゲーム。リリース以来、全世界30億ダウンロードを果たし、世界スケールで一躍人気ゲームキャラクターブランドの仲間入りを果たしました。

 人気急上昇を経て、2016年にアニメーション映画『アングリーバード』が世界48か国以上で公開。バードアイランドという島に暮らす飛べない鳥たちと、鳥たちの卵を自分たちのものにしようとするピッグ軍団の戦いが描かれ、全米初登場1位を獲得するなど、ゲームだけに限らず映画でも、世界規模でのヒット作品となりました。

『アングリーバード2』は2019年8月に世界公開!

 そんな映画『アングリーバード』の続編が『The Angry Birds 2』のタイトルで、2019年8月より今回も世界規模で公開をスタートします。すでにポスターや予告編も発表になっており、ポスタービジュアルでは、前作からお馴染みのバードアイランドやピッグ軍団の面々が氷漬けになっている衝撃的なものとなっています。

 今回の映画では、前作で対立状態だった鳥たちとピッグ軍団に氷の島に住む新たな敵が登場。二勢力が今回は手を取り合う展開となります。前作で爽快なアクションを見せたパチンコアクションは現在発表されている映像からは観られませんが、あの気持ちの良いクライマックスを今回も期待したいところです。

 制作体制にも変化があり監督は前作から交代。ファーガル・ライリーとクレイ・ケイティスのコンビから、今作が映画初監督となるジョン・ライスとサーオップ・バン・オーマンのコンビへとバトンタッチとなります。

 声優陣も前作のメンバーに加えて、今作より新たに登場するキャラクターたちと共に新キャストが発表されています。新キャラクターとして予告編にも登場している紫色の鳥・Zeta役には、リブート版『ゴーストバスターズ』に出演したレスリー・ジョーンズ。バードアイランド側の新キャラクターsilver役には『クレイジー・エックス・ガールズフレンド』で主演を務めたレイチェル・ブルーム。ピッグ軍団の新キャラクター・Garry役を『ブラックパンサー』『ザ・プレデター』などの近年の大作洋画にも参加しているスターリング・K・ブラウンが務めます。さらに役柄こそ発表されていませんが、音楽界からはニッキー・ミナージュもボイスキャストとして参加することも報道されています。

日本公開は果たしてされるのか?

 さて、ここで問題が一つ。
 『The Angry Birds 2』の日本公開が今のところ発表がないのですよ。

 そもそも前作『アングリーバード』は世界でこそ大ヒット作品となりましたが、日本での人気はあまり目立った形では見られませんでした。日本でも大きめの公開規模で劇場上映を果たし、主人公のレッド役の吹き替えに坂上忍さんなどを起用するなど話題にもなった一方、興行通信社の週末動員数ランキングでは初登場10位程度の勢いからあまり伸びず、知る人ぞ知る作品といった興行結果となってしまったのが惜しい作品でした。『アングリーバード』の映画版の日本版公式Twitterアカウントもあるんですが、2017年のディスクリリース以来更新もない状態です。

 かつては『アングリーバード』を送り出したRovio社も、映画に限らず『アングリーバード』自体の日本展開に注力するためにRovio Japanを設立するなど、さまざまな日本での展開を行なっていた時期もあったのですが、それもうまくいかず結果的にはレイオフの対象となってしまいました。『アングリーバード』が映画どころかキャラクター自体を、日本という市場にうまく滑り込むことができなかったことを思うと、『The Angry Birds 2』を日本展開させるのは難しいと判断されてもおかしくありません。

 世界的な視点で言えば、実は当時停滞していたRovio社を救うこととなるほどのヒット映画だった『アングリーバード』ですが、ここ日本に居るとまったく実感が湧くような形で見えてはこないのが面白いところ。キャラクター大国である日本では、もう『アングリーバード』の居場所はないのでしょうか。もちろん世界的に見ても『アングリーバード』は上り調子とは決して言えないIPではあるのですが、まだまだ世界スケールで挑戦を続ける作品です。

 そんな中、昨今の状態を思うと、一足先に日本という市場は捨てられているのかもしれません。ひそかに『The Angry Birds 2』を楽しみにしている身としては非常に残念ですが、どこか無理もないという気持ちを抱いてしまう自分が居るのが、また悲しいところです。

EditText/ネジムラ89

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映画『アングリーバード』

© 2016 Rovio Animation Ltd. and Rovio Entertainment Ltd.

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