「クズ」「ゴミ」「変態」──。
口を開くと必ずキツい言葉を吐き出すヒロインっていますよね。彼女たちの言葉には思わず主人公に同情したくなる辛辣さがあります。
もし実際にこれほどの毒舌ヒロインがいたら、そんなに言わなくてもいいじゃない……と泣きたくなるでしょう。でもM気のある人にとっては、もしかしたらその言葉がご褒美だったりして。彼女たちは、どんなキツい言葉で主人公たちをなじるのでしょうか?
◆好意の裏返し?そうだよね……〈物語〉シリーズより戦場ヶ原ひたぎ
<画像引用元:Amazon.co.jp ©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト>
どこか寂しげな表情が魅力的に映る少女、戦場ヶ原ひたぎ。彼女は周囲に壁をつくっていて、友達はほとんどいないため「深窓の令嬢」と呼ばれています。絵に書いたようなご令嬢、かと思いきや戦場ヶ原の本性は主人公の阿良々木暦と関わることで明らかになっていきます。
彼女は口を開けば毒舌暴言を平気で吐くツンデレな子なのです。戦場ヶ原は暦とある事件のあと、彼にベタ惚れで『化物語』第5話では「I LOVE YOU」と告白しています。二人はめでたく付き合うのですが、彼氏彼女の関係になっても戦場ヶ原の毒舌は止まりません。
暦のことを「そういえば、ゴミ」と自分の恋人をさらっとゴミ呼ばわりしています。
さらに『偽物語』の第3話では暦を監禁しながら、罵詈雑言を並べまくる戦場ヶ原はとても楽しそうでした。さまざまなS気あふれる言葉が飛び出したため、M体質の人は興奮してしまったかもしれませんね(笑)。