◆「体の洗いっこ」からキスまでしちゃう!?『化物語』より阿良々木月火
<画像引用元:https://www.monogatari-series.com/koyomimonogatari/story/07.html ©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト>
阿良々木暦の妹の月火。家ではいつも着物を着ている和服好きの女の子です。そんな月火には彼氏がおり彼はどんな人なの? と聞かれたときには「お兄ちゃんみたいな人!」と即答するほど暦が大好き。まるで彼氏を通じてお兄ちゃんと付き合っているみたいな発言ですね。
しかし彼女は、おしとやかな見た目とは裏腹にとても凶暴な性格。お風呂に入るタイミングが暦と被ったとき、兄を倒して先に入ろうとシャンプーの容器を顔めがけて投げたり、目潰しを食らわせようとしたりと好戦的な一面があります。
そんなお風呂問題に、月火は「一緒に入る」という解決策を出して、気まずくなりながらもお互いの髪と体を洗いっこまでしちゃいます。
お風呂でイチャイチャしているなか、暦は自分が吸血鬼であるため鏡に映らないことに気づきました。彼女にバレないよう月火の顔を両手で挟み鏡と反対を向かせたことで、2人の顔が接近。そこでなんと、月火は「お兄ちゃん、いいよ」とキス待ち顔をするのです!
これには暦も心臓バクバク。おそるおそる顔を近づけていき……! しかし、寸でのところでもう一人の妹・火憐がお風呂場に入ってくるのでした。火憐にドロップキックを食らわされたことでキスは阻止されましたが、兄妹としての一線を超えそうになった瞬間でしたね。
ですが実は、『偽物語』にて暦は月火のファーストキスを奪っているのです。暦は兄妹のキスなんて気にするなと言っていますが、自分からキス待ち顔をした月火はもしかすると兄妹以上の感情があったりして?
そんな妄想もふくらむ 展開でしたが、『偽物語』のラストは暦と月火の兄弟愛をとても感じられるエピソードになっています。ぜひチェックしてみてください!