黙っていればカワイイ、残念なところはもっとカワイイ──

 料理が壊滅的に下手だったり、ドン引きする行動をしたり、とてつもないビビリだったり。外見はとてもかわいくて美人な子でも、どこか残念だな、と思わされる一面があります。

 とはいえ、残念エピソードが多い女の子だからこそ、意外と“デキる”シーンは、より魅力的に感じるのではないでしょうか?

◆泣きじゃくって顔がぐしゃぐしゃに……『チェンソーマン』よりコベニ

©藤本タツキ/集英社・MAPPA

<画像引用元:https://chainsawman.dog/episodes/#ep6 ©藤本タツキ/集英社・MAPPA>

 小動物のようにかわいらしい見た目の東山コベニですが、実は優秀な兄を大学に通わせるために親から強引にデビルハンターにさせられた不憫な子です。

 デビルハンターの先輩である姫野からは「引っ込み思案だけどかなり動ける」と評価されていますが、極度のビビリで怖がっているシーンが多い残念な子でもあります。

 そんなコベニの怖がる様子は第6話で観られます! 永遠の悪魔によってホテル内に閉じ込められ、脱出方法が見つからない事態にパニックになったコベニに注目です。

 ダブルピースをして誰よりもビビっていたコベニは、死の恐怖に襲われて涙、鼻水、ヨダレと顔がぐちゃぐちゃになるほど号泣してしまいます。これにはパワーも爆笑していて、不憫ですが笑っちゃいそうになるシーンでしたね。

 とても怖がりな印象が強かったコベニですが、姫野の言う通り「動ける」シーンもあります。第9話でサムライソードの襲撃があったときのことです。

 沢渡アカネの蛇の悪魔の攻撃や銃撃も避けるなど今までのコベニとは大違いの動きを見せてくれます! 自分で「ハイになっている」と言って、サムライソードの腕も包丁で切り落とすなど、デビルハンターとして優れている戦闘シーンがたまらなくカッコいい!

 おどおどしたコベニのことは守りたくなりますが、やればできる子! というギャップには、ファンが増えたのではないでしょうか。でも、近くにいると不幸なとばっちりを食らうかも……?

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