◆『おおきく振りかぶって』──原画展が8月から開催、もしかしたら……
<画像引用元:Amazon.co.jpより>
描き尽くされたと思われていた野球漫画に新風を吹き込んだとまでいわれた、『おおきく振りかぶって』は、アニメ1期が2007年に、2期となる「夏の大会編」が2010年にそれぞれ放送されて以降、続編制作の動きは見られません。
アニメ本編の最終話が放送されてから10年以上が経っていますが、いまでも「甲子園を観戦していると思い出す」「夏になると主題歌が頭に流れ出す」という人は多いでしょう。それだけの感動をたくさんの人たちに与えた作品なのです。
【情報解禁】
「おおきく振りかぶって」の作品史上最大規模の原画展が開催決定!
ひぐちアサ先生の原画展描きおろしイラストも公開!
「#おおきく振りかぶって原画展」の詳細はこちらの展示会公式アカウントからお伝えいたします。https://t.co/Vd65aCgtkv#おおきく振りかぶって#おお振り展 pic.twitter.com/x2n8SRU5ZR— おおきく振りかぶって原画展【公式】 (@oofuri_ex) June 23, 2023
今年6月、原作者のひぐちアサ先生の原画展示を軸にした、大規模な原画展が8月4日〜9月4日の期間で行われることが発表されました。
原作も連載中であり、このタイミングでのイベント開催のため、この流れでアニメの続編制作が発表されるかもしれません。
◆『監獄学園』──表現の規制が再アニメ化の障害
<画像引用元:Amazon.co.jpより>
『監獄学園』が再アニメ化された際は、表現の規制が大きな障害となることが予想できます。
この作品がアニメ化されたのは、2015年7月で、同じ年の10月には実写ドラマも放送されました。
『監獄学園』は、黒丸モザイクなどでは太刀打ちできない過激な描写が散りばめられており、1期の放送時には「よくアニメ化できたな」と感心する声をTwitterなどで見かけました。
時が経つにつれ、表現規制が厳しくなることはあっても、緩くなることはおそらくありません。これ以上厳しくなる前に、早めの決断を期待したいところです。
ただ、アニメで理事長を演じていた声優の藤原啓治さんが2020年に亡くなってしまったため、必然的に理事長の声は変わることになります。
声色も、抑揚も、独特の間の取り方も、すべてがピッタリとキャラクターにハマっていただけに、残念でなりません。新しいキャストの選定も難しい課題となりそうです。
ともあれ、ブラック・ユーモアにあふれた脱獄劇の続きを待ち望んでいる声が多いのは確かです。
〈文/粂原もみじ〉
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©ひぐちアサ・講談社/おお振り製作委員会
©平本アキラ・講談社/八光学園裏生徒会