◆名前なんてどうでもいい? 面倒くさがり竜宮院聖哉のセンス──『慎重勇者』
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魔王を倒して世界を救うために召喚された竜宮院聖哉は、戦いにおいてはかなり慎重な性格ですが、それ以外のことに関しては面倒くさがりなところもあり、ベル=ブブ戦でネーミングセンスの酷さを発揮していました。
聖哉はベル=ブブを倒した光の矢が鳥の姿のスキルになって戻ってきたとき、「鳥になって戻ってきてボン」と名付けます。とても勇者が使うスキルとは思えないセンスで、こんな名前の技に倒された敵も浮かばれません。
一緒に旅をする女神リスタからも「名前ダッサ!? ネーミングセンス、急にどうしちゃったの!?」と即座につっこまれています。
それに対して、聖哉は考えてなかったと答えていますから、面倒で名前なんてどうでもよかったのでしょう。
ちなみにリスタはこのスキルを「トランスフォーム・オートマティックガルーダ」と呼んでいました。
聖哉とリスタは普段から絶妙なかけ合いを見せていますが、ネーミングセンスの悪さでもこの2人はいいコンビと言えるかもしれません。
◆考えるのをやめた? 見たまんまのナミのセンス──『ONE PIECE』
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ナミは雷雲ゼウスに新しい名前を付けてくれと頼まれて即座に「わた」と提案します。しかし、その見た目そのまんまの絶望的なセンスに、ゼウスは華麗にスルーして「おいらはゼウス」と名乗っていました。
このほかにも、アラバスタ編に登場したヤサラクダのニックネームに「マツゲ」、単行本第94巻の質問コーナーで掲載されたおそばマスク(サンジ)のニックネームに「マント」と提案しています。
考えるが面倒なのか、考える前に直感で口に出てしまうのかは分かりません。いずれにせよ見たまんまというナミのネーミングセンスは、どこか子供っぽさを感じさせるところがあります。
ナミは戦争孤児でしたが、その生い立ちにはまだ謎が多いです。もしかしたら、ナミの出生とネーミングセンスに何らかの関係があるのでしょうか。