◆そこに愛はあるんか? ボンドの名前候補に見るアーニャのセンス──『SPY×FAMILY』
<画像引用元:Amazonより>
ボンドをフォージャー家で飼うと決まったとき、アーニャは名前の候補に「ピーナッツ」「しらが」「手袋」「いぬ」を挙げていました。そのネーミングセンスは、思わず「そこに愛はあるんか?」と問いたくなるものでした。
「ピーナッツ」は単に自分が好きなものですし、「しらが」「手袋」はボンドの毛色の特徴から見たまんまの名前です。「いぬ」にいたっては、哺乳類の属名です。
最終的にはアーニャの好きなアニメから名前を取って、ボンドに落ち着いたので本当に良かったです。
アーニャのネーミングセンスは子供らしいと言えば子供らしい発想ですが、「しらが」にしていたらきっと後悔していたでしょう。
──漫画の中には『進撃の巨人』のオニャンコポンのように、ネタになる名前を持つキャラクターが登場します。
ネーミングセンスがぶっ飛んでいるキャラクターが付ける名前にも、一つひとつ注目してみると、より楽しめるかもしれません。
また、ネーミングセンスはそのキャラクターの個性をより際立たせる大切な要素の一つといえるでしょう。
〈文/諫山就〉
《諫山就》
フリーライターとして活動中。漫画・アニメ・医療・金融などの記事、YouTube用シナリオを執筆・編集しています。
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