日本のアニメーション制作会社の名前をどれくらい知っていますか?
東映アニメーションやスタジオジブリなど歴史の長い制作会社の名前はもちろんのこと、最近では人気TVアニメを多数輩出している制作会社の名前であれば、ここ10年ほどの歴史しかない比較的若いスタジオの名前も上がるのではないでしょうか。
2021年末から2クールにかけて放送されたTVアニメ『王様ランキング』や、2022年に入り現在放送中の『SPY×FAMILY』、そしてオリジナル長編アニメーション『バブル』など、これらのアニメーションたちは、ある共通する会社がメインとして制作を担当しています。
さて『SPY×FAMILY』『バブル』といったアニメーションの制作をメインで担当している制作会社はズバリ次のうちどれでしょう?
①MAPPA
②WIT STUDIO
③Ufotable
◆今年で10周年を迎える“あの”制作会社!
『SPY×FAMILY』、『バブル』……さらに遡ると『王様ランキング』、『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』や『GREAT PRETENDER』、『甲鉄城のカバネリ』やSeason3以前の『進撃の巨人』など数多くの人気作・話題作を世に送り出してきたアニメーション製作会社。それが、2022年でちょうど創立10周年を迎えるWIT STUDIO(ウィットスタジオ)です。つまり正解は②(※『SPY×FAMILY』は単独でなくClover Worksと共に制作を務めています)。
WIT STUDIOはアニバーサリーイヤーとなる今年、記念展示会である「WIT STUDIO 10th Aim Higher」を池袋PARCOにて2022年5月27日(金)〜2022年6月20日(月)にかけて開催します。歴代WIT作品が勢揃いする貴重な展示を期待できそうです。
ちなみに①のMAPPAは『呪術廻戦』や『ゾンビランドサガ』シリーズ、③のUfotableは『鬼滅の刃』や『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』シリーズなどを手がけてきた制作会社です。
〈文/ネジムラ89〉
《ネジムラ89》
アニメ映画ライター。FILMAGA、めるも、リアルサウンド映画部、映画ひとっとび、ムービーナーズなど現在複数のメディア媒体でアニメーション映画を中心とした話題を発信中。缶バッチ専門販売ネットショップ・カンバーバッチの運営やnoteでは『読むと“アニメ映画”知識が結構増えるラブレター』を配信中です。Twitter⇒@nejimakikoibumi