◆まだまだ若いパイロット、アムロ・レイ

 『機動戦士ガンダム』の主人公であるアムロ・レイは、のちのガンダムシリーズでも度々登場することとなるのですが、そんなアムロ・レイにとって最初の戦いとなる一年戦争を描いた『機動戦士ガンダム』時点での年齢はまだ15歳でした。

 まだまだ高校生になったばかりの年齢であることを考えると、より生死を分かつ戦いに巻き込まれる境遇が壮絶にうつります。つまり正解は①の15歳でした。

 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』では、そんなアムロと同年代の子供との関わりや、大人であるドアンとの対比が強調されている作品です。

 アムロがこれだけ若い少年であることを知っていると、描かれるドラマもより味わいが深いものとなるはずです。

〈文/ネジムラ89〉

《ネジムラ89》

アニメ映画ライター。FILMAGA、めるも、リアルサウンド映画部、映画ひとっとび、ムービーナーズなど現在複数のメディア媒体でアニメーション映画を中心とした話題を発信中。缶バッチ専門販売ネットショップ・カンバーバッチの運営やnoteでは読むと“アニメ映画”知識が結構増えるラブレターを配信中です。Twitter⇒@nejimakikoibumi

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