サターニャ
サターニャは大魔王をめざし、人間界に留学しています。
彼女は、キャップと本体を分別して捨てなくてはならない、ペットボトル用のゴミ箱に、キャップがついたままのボトルを捨て、それを誇らしげにしたり、宿題をやらなかったりするなど、超小物感溢れる……というか小学生並のイタズラを「最高に悪魔的な行為」と言ってワルになったつもりでいます。
その上、高笑いの後に将来の地獄の支配者を自称するなど中二病チックな言動をします。
なんといいますか、ガヴリールがクズな駄天使だったら、サターニャは、絵に描いたようなアホの子といったところでしょう。
また、宿題をやってこなかったことで、おっかない先生に廊下に立たされて泣いたり、調理実習の時に包丁で二刀流をしようとしてヴィーネに注意される、玉ねぎを切っていて涙を流すなど子供っぽいです。
そんなサターニャですが、前述の通りガヴリールにいいように使われたり、ラフィエルにからかわれたりと、イジラレキャラ化し第1話終了の時点ですっかり、作品のギャグ担当になっています。
天使コンビにイジラレまくるサターニャを見ていて不憫に感じるかもしれません。
しかし、彼女のイジラレっぷりもストーリー上かかせないポイントです。
「アホの子かつ小学生並のオツムを持つイジラレキャラな悪魔」……。
サターニャはそんな子です。
――前回と今回、2回に分けて、『ガヴリールドロップアウト』のメインヒロイン4人を紹介しました。
この4人が今後どのようなハチャメチャコメディを繰り広げるのかが気になった方も多いのではないでしょうか。
もし前回と今回の記事で興味を持った方がいましたら、今からでも見始めることをオススメします。
(Text/蒼井大地 Edit/水野高輝)
TVアニメ「ガヴリールドロップアウト」公式サイト
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