◆職業「ガード」なのに危なっかしい!『不徳のギルド』よりメイデナ・アンジェ

©河添太一/SQUARE ENIX・「不徳のギルド」製作委員会

<画像引用元:https://futoku-no-anime.com/story/05.html ©河添太一/SQUARE ENIX・「不徳のギルド」製作委員会>

  メイデナは灰色の髪で背の低い女の子。魔物を狩る「ガード」の新人なのですが、本来は18歳からしかなれません。ですがメイデナは15歳。実は、特例でガードデビューを果たしたエリートなのです。役職は、白魔術を使って味方の回復やサポートなどに特化した魔術師です。

 貞操観念の強いフェニザスク教徒を信仰しており、淫らなことが嫌い。キクルと初対面のときには、出会い目的の男性と勘違いし、最低な印象を抱いていました。男性慣れしていないところも、庇護欲をかきたてられるポイントの一つです。

 また、第3話で学校や教徒から「天使」として扱われていることが分かります。確かに小さくてかわいい姿は天使みたいで、パーティ内の妹的存在といえるでしょう。ヒタムも「メデメデ」と頭を撫でていましたね!

 愛されキャラのメイデナですが、ガードには向いていない……いっそ守ってあげなければ! と思わせるエピソードも。というのも、実はかなりの怖がり。それは第5話で魔物を狩りに森へ出たときのことです。

 新人組で魔物を討伐しようとしたところ、前衛のハナバタが味方のトキシッコの誤爆魔法で倒されます。唯一の火力役がいなくなったことでメイデナは戦意喪失し、腰が抜けて崩れ落ちます。おまけに泣き叫んでしまうのです。

 それを聞きつけた魔物の増援が来て、味方はさらにひどい目に……。メイデナはというと、恐怖のあまり自分だけに防御魔法を展開しており無傷。本来は白魔術で味方を助ける役割のメイデナですが、いざピンチになるとまるで置物のように役立たず。でも、他のメンバーよりも年下なので、怖がってしまうのも仕方ないかもしれませんね。

 貞操観念が強く、天使のように愛される妹ポジションのメイデナ。ガードという仕事に就きながらも、危なっかしい姿は却って護衛してあげたい! と思わせます。でも、こんな子が妹ならかわいいから許しちゃいますね。

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