◆上品かと思いきやじゃじゃ馬娘『機動戦士ガンダム 水星の魔女』よりミオリネ

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 ミオリネは、サイドはショート、襟足がロングになった特徴的な銀髪をしています。父親が学園の理事長であり、巨大企業のベネリットグループの総裁でもあるお嬢様です。学園内では誰ともつるまず、彼女専用の小さな温室で植物や野菜を育てています。これだけだ と、穏やかな孤高の美少女なのかな? と思いますよね。

 ですが実際は、常に不満げな顔をしており、口調もかなりきつめ 。第1話の登場シーンで第一声が「邪魔しないでよ!!」という罵倒なのには驚きましたね。

 温室で育てているトマトは母にゆかりがあり、とても大切にしていて、近づく人には「トマト触ったら殺すから」とにらみつけるほど攻撃的。こんな風に 言われたら、怖くて絶対に触れませんね。

 その口の悪さと不機嫌そうな表情の原因は、父親に対する強い反発心からくるものです。ミオリネの人生はすべて父親によって左右されており、常にストレスが溜まっているのです。

 父親は学園で行われる決闘の最優秀者「ホルダー」と呼ばれる人物に、ミオリネを婚約者として与えるとしているのです。実の娘をまるで優勝トロフィーのように扱うとは信じられませんね 

 そんな境遇が続いたせいで、ミオリネは周りへのあたりがきつく なってしまったのでしょう。第2話で、自分の都合で自分が決めたルールを捻じ曲げる父親に言い放った「ダブスタクソ親父」は、SNSでトレンド入りするほどの衝撃でしたね。

 ですが、ミオリネは現在のホルダーでもある主人公スレッタとの出会いをきっかけに、父親に決められてきた人生に真っ向から立ち向かおうとしています。

 刺々しい性格ではあるものの、スレッタに対しては大切なトマトをあげるくらいには、好意的な態度も見せるようになりました。

 いつかスレッタが考えたあだ名「ミオミオ」と呼ばれることを受け入れて笑顔を見せてほしいですね。銀髪の彼女が微笑むようになったら、その美しさもより際立つハズ!

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