◆クールで孤高な少女は意外にズボラ!『ぼっち・ざ・ろっく!』より山田リョウ

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<画像引用元:©はまじあき/芳文社・アニプレックス https://bocchi.rocks/story/?id=04>

 リョウはミステリアスな雰囲気を漂わせ、感情が表に出ないクールなタイプの女の子です。一人で行動するのが好きで、その孤高さも相まってバンドのメンバー喜多郁代からとても好かれています。

 制服の白シャツがよく似合い、ギターを持つその姿は凛としてしているリョウ。ですが実際は変人と呼ばれることを喜び、ズボラな性格をしているのです。

 家は裕福なほうで、お小遣いをそれなりにもらっているのに常に金欠。金遣いが荒く、楽器など音楽関係にすぐお金を注ぎ込んでしまうのです。そのせいで嘘か本当か分からないけれど、なんと雑草を食べて生活しているそう。

 他にも第4話でバンドメンバーの後藤ひとり(通称ぼっち)が、リョウに作詞を見てもらおうと喫茶店で集まったときのこと。大衆受けする歌詞を書いたぼっちに、リョウは「個性捨てたら死んでるのと同じ」とカッコいいセリフでアドバイスをしました。多くを語らないリョウですが、これには思わずちゃんと信念を持った人なんだ、とギャップをつかれました。

 ですが帰り際、リョウはお会計もせずにレジをスルー。ぼっちに止められますが、なんと「ごめん、今お金ないからおごって」とぼっちに頼むのです。いいこと言ってカッコいいな、と思った矢先でこの一言。締まりませんね。

 とはいえ、遠慮のない自然体がリョウの魅力。バンドで宣伝用の写真を撮るときは黒い私服を着ていましたが、なんでもサラっと着こなせそうですね。もし白いワンピースを着てくれたら、普段の寡黙さと相まって可憐な雰囲気になりそうです!

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