お姉ちゃんキャラといえば、弟や妹のことが大事で大事で仕方がないようなイメージですが、秋アニメのお姉ちゃんキャラたちは感情の起伏が激しい! そして、怒らせるとアブない! なかには、自分が傷ついても弟を守り通すという、ちょっと歪んだ愛を持ったお姉ちゃんも!?

 どんなお姉ちゃんたちが、秋アニメでちょっとヤバいブラコン、シスコンっぷりを見せているのでしょうか?

 

◆裏の顔を持つがすべては弟のため!『SPY×FAMILY』よりヨル・フォージャー

©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

<画像引用元:https://spy-family.net/episodes/episode15.php ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

  ヨルは外交官のユーリを弟に持つお姉ちゃんです。幼い頃に両親を亡くし、2人で支え合って生活してきたため、まるで子どものようにユーリを愛してきました。ユーリは姉を何が何でも守り抜く、という強い信念を持っています。

 そんな姉弟愛に感動してしまいますが、ヨルには裏の顔があるのです。

 ヨルは市役所の事務員として働いていますが、裏の顔は殺し屋。幼いころに弟のユーリを養うために踏み入れた世界で、彼にはもちろん内緒にしています。

 第8話では、返り血を浴びた状態で帰ってきたヨルの姿が、ユーリの回想シーンで描かれていましたが、なぜ、バレなかったのかが不思議。『SPY×FAMILY』ファンの人なら、そのように思ったのではないでしょうか?

 そんなヨルの弟に対する愛情は少々常識外れ。まだ2人が幼かったころ、ヨルは小さなユーリがかわいくて仕方がなく、思いっきりハグしたのですが、なんと肋骨が2本も折れてしまうのです。愛情が溢れ出すあまり、力加減ができなくなるのでしょう。

 ですが弟を愛する気持ちは本物。殺し屋として働き、お金がたくさん入るとユーリのために好きなものを買ってあげます。弟が欲しいと思ったものを我慢させず、プレゼントしてあげる姿はまるで母親のよう。

 行き過ぎた愛情表現はあれど、殺し屋になってまで弟を守る姿はとてもたくましいですね。

 そんな人並み外れた力を持つヨルは、怒らせたら手におえません!

 第6話で娘のアーニャがチンピラに絡まれた際に、チンピラがヨルにカボチャを投げつけようとしましたが簡単に素手で貫きます。「そのお野菜のようになりたくなかったら、早々に立ち去りなさい!」と言い放った瞬間はまさに鬼でしたね。

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