変化のない表情に、怒っているのかな? と心配になるポーカーフェイスな女の子。彼女たちの第一印象にはヒヤヒヤするでしょう。

 ですが、ツンっとクールに見えるその表情の裏に、実は隠されている事実があるのです! そのギャップを知れば、あなたは彼女たちのトリコになることマチガイナシ。

 彼女たちの素顔には、一体何が隠されているのでしょうか?

◆鉄仮面の下にはマグマのように熱い想いが!『SPY×FAMILY』よりフィオナ

©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

<画像引用元:https://spy-family.net/episodes/episode20.php ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会>

 フィオナは肩まで綺麗に切り揃えられた銀髪で、スラッとした体型が美しい女性。表向きは病院の事務員として、裏ではWISEという諜報機関でコードネーム「夜帷」として活動しているのです。

 主人公ロイドの後輩でもあり、彼から指導を受けていたときの教えを忠実に守っています。それは「心を殺し、本音を見せない」こと。これを忠実に守るためにポーカーフェイスを貫き通すのです。極端すぎる答えにロイドも「それはちょっと……」と引いていましたね。

 ポーカーフェイスを貫くことで冷徹で淡々とした性格が際立ち、WISEの同僚からは「毒婦」などと呼ばれています。

 確かに見た目だけだと、とても怖そうなイメージのフィオナ。ですが彼女には叶えたい野望があるのです!

 それは、ロイドのお嫁さんになること。実は彼女、ロイドにベタ惚れしているのです。無表情のせいでその感情は誰にも伝わっていませんが、人の心が読めるアーニャにだけはフィオナの考えがすべて分かっちゃいます。

 ロイドの妻役であるヨルに強い対抗心を燃やしており、心の中では常に「私と変われ」と考えているのです。そんなフィオナが唯一感情を表に出した瞬間があります。

 それは第23話で、任務としてロイドとペアでテニスの大会を優勝した帰り、公園でヨルにテニス勝負を挑んだときのこと。ヨルのすさまじいサーブを受けきれず、完膚なきまでの敗北をし、フィオナもたまらず号泣で帰っていきました。相手が悪かった、としか言えませんね。

 視聴者もフィオナの鉄仮面を観てから本心を知ると、一気に推しポイントが上がったのではないでしょうか?

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