6月29日、東京ドームに集まった約5万人のファンを前に解散をしたBiSH。フロントマンでもあったメンバーのセントチヒロ・チッチさんが約8年間の活動を経て、初めてその胸中を語った初エッセイ『いままでも これからも』が発売された。
東京都八王子市に生まれ、家族の影響を受けてテレビマンになる夢を経てアイドルグループに加入したセントチヒロ・チッチさん。
本書では、BiSHオーディションに合格してからの、華やかで、孤独で、押しつぶされそうなプレッシャーの中で活動を続けてきたセントチヒロ・チッチさんの半生が、一切脚色することなく彼女らしいありのままの言葉で、赤裸々に綴られている。
一人の女性が東京ドームの舞台に立つまで、どのように成長し今に至ったのかが、つぶさに知れる内容は必見だ。
メンバーの才能を知り、自分の能力を知る実力主義の世界で誕生したセントチヒロ・チッチさん。表現者として生きる上で必要なこと、その苦しみや葛藤、時には逃げ出したい気持ちも吐露し、メンバーやスタッフに救われ、BiSHに夢を懸けた彼女の半生から「生きるとは何か」といった学ぶべきものが多い1冊だ。
本書は、ネット書店で売れ筋ランク1位獲得し、発売後に即重版が決まった、今話題のエッセイとなっている。
◆書籍情報
- 書名:いままでも これから
- 著者:セントチヒロ・チッチ
- 定価:1,760円(税込)
- 判型:四六判
- ページ数:216P
- ISBN:978-4-04-606418-9
- 発売日:7月12日(水)
- 発行:株式会社KADOKAWA
▼目次
- 巻頭・巻末 スペシャルグラビア(撮影:桑島智輝)
- はじめまして
- 第1章 私と波乱万丈。
最初の記憶/チヒロと家族/テレビマンに憧れて/遅刻が得意な小学生/うまく生きられない/ひびこれこれ/マクドナルドは進学校/音楽に救われた少女 - 第2章 私とBiSHと変身。
アイドルになっちゃった/人生が動き出す/うんこをかけられて/ライブに生きるしあわせ/セントチヒロ・チッチが生まれた日/楽器を持たないパンクバンド/最後のピースがはまった/逃げ道をつくるのだ - 第3章 私と解散のラスボス。
寂しさに沈む海の底/全員の夢を掴んだプロミスザスター/突然顔を出した解散という言葉/泣いたって明日はやって来る/BiSHを背負うということ - 第4章 私と愛するものたち。
拝啓BiSHどの/だいじだいじ/愛するBiSHチーム/変わり続けるWACK/怖くないよ - 第5章 私とこれからの私と。
カレーと私/八王子と私/挑戦と私/ハクと坊と私/いままでとこれからの私/私にとってBiSHとは - あなたへ
◆プロフィール
“楽器を持たないパンクバンド”BiSHのメンバー。
熱くストレートな歌唱と繊細な歌唱を使い分け感情を全面に出すBiSHの支柱。
2023年6月29日、東京ドームの公演をもって解散。
音楽はもちろん、ファッション、アート、カメラ、カレーと多趣味。
2022年8月にCENT(セント)として本格的にソロ活動を開始。
グループ活動とまた違った一面を表現する彼女の世界観が大きな注目を集める。
https://twitter.com/Chittiii_BiSH
https://www.instagram.com/cc_chittiii_bish/