『チェンソーマン』は「少年ジャンプ+」で過去に連載していた『ファイアパンチ』や、「このマンガがすごい!2022」を読み切りで受賞し話題になった『ルックバック』の作者、藤本タツキ先生の描くダーク・ファンタジーです。
作者自身がアニメ化の際に「『ドロヘドロ』と『呪術廻戦』のパクリみたいな『チェンソーマン』」と評したことも話題となりましたが、『チェンソーマン』には、ほかの作品にはない独特な世界観があります。
主人公、デンジたちデビルハンターと敵対する存在である悪魔とは、物や概念の名前がついた怪物のことであり、 人間が恐れている名前が付いた悪魔ほど強いと言われています。
悪魔の中には代償を支払うことで力を貸してくれる悪魔も存在し、デビルハンターはそれぞれが契約した悪魔の力を用いて敵と戦います。
◆『週刊少年ジャンプ』原作のアニメ『チェンソーマン』とは?
主人公のデンジは、一般的な『週刊少年ジャンプ』の主人公像とは正反対で、大胆不敵で自信家、そして自分自身の欲求に素直ないわゆるダークヒーロー。
父親の遺した借金を返済しなくてはならない、というバックグラウンドを抱えながらも強くたくましく生きる姿や、デビルハンターとして活躍する中で少しずつ他者への思いやりや協調性を身に着けていくデンジの姿は不思議と応援したくなります。
そんなデンジを中心に、さまざまな個性を持つデビルハンターや悪魔(デビル)を描いた『チェンソーマン』は、過激な演出や、衝撃的な展開が話題を呼び国内に留まらず、海外でも凄まじい人気を獲得しています。
第1部とされる「公安編」は『週刊少年ジャンプ』で2020年12月まで連載し、現在は「少年ジャンプ+(プラス)」にて第2部「学園編」が連載中です。
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◆『チェンソーマン』アニメ1期の声優は?
第1話から第12話までの放送だった『チェンソーマン』アニメ1期では、豪華な声優陣がたびたび話題になりました。
大好評だった『チェンソーマン』アニメ1期の声優陣はこちら。
・戸谷菊之介(デンジ)
・井澤詩織(ポチタ)
・楠木ともり(マキマ)
・坂田将吾(早川アキ)
・ファイルーズあい(パワー)
・伊瀬茉莉也(姫野)
・高橋花林(コベニ)
・八代拓(荒井ヒロカズ)
・津田健次郎(岸辺)
・内田真礼(天使の悪魔)
・花江夏樹(サメの魔人)
・内田夕夜(暴力の魔人)
・後藤沙緒里(蜘蛛の悪魔)
・大地葉(沢渡アカネ)
・濱野大輝(サムライソード)
※敬称略
他作品で主役を務めることの多い声優を始めとし、勢いのある若手からベテランまで凄く豪華なキャスティングといえます。
中でも主人公のデンジを演じた戸谷菊之介さんは、『チェンソーマン』のキャスト発表時点ではキャリア5年目の新人でした。
原作が連載時から話題になっていた作品だけに、新人声優の主人公大抜擢はSNSなどで騒がれたことも記憶に新しいです。
『チェンソーマン』アニメ1期の放送に先駆けたインタビューで戸谷菊之介さんは、デンジの声について「自分の声=デンジの声」と話していたので、自然な発生が『チェンソーマン』の世界観をよりリアルに感じさせてくれます。
ほかにも『ジョジョの奇妙な冒険第六部 ストーンオーシャン』での主人公・空条徐倫役で有名なファイルーズあいさん演じる血の魔人パワーや、『鬼滅の刃』の主人公、竈門炭治郎役の花江夏樹さん、俳優としても大活躍な津田健次郎さんなど層の厚い声優陣で作り出す『チェンソーマン』の世界観は素晴らしかったです。
◆『チェンソーマン』アニメ1期はどこからどこまで?
ED(エンディング曲)が1話ごとに変わる、という前例のない演出が話題になった『チェンソーマン』のアニメ1期は2022年7月放送でした。
内容としては、単行本5巻の途中「サムライソード編」までが1期でアニメ化されています。
第1部とされる「公安編」は単行本第11巻で完結するので、アニメ1期の時点で丁度半分ということになります。
アニメ放送時は、アニメオリジナルの描写や主人公のデンジ役の戸谷菊之介さんや血の魔人のパワー役のファイルーズあいさん、デンジの先輩デビルハンターの早川アキ役の坂田将吾さんを始めとした豪華な声優陣も話題になりました。
読者の予想しない衝撃的な展開がたびたび登場する、藤本タツキ先生の作品である『チェンソーマン』をアニメで初めて知るという人も多く、毎話毎話SNSのトレンドにも登場していました。