◆『チェンソーマン』のアニメが制作未定といわれる理由は?

 アニメ2期の放送が濃厚な『チェンソーマン』ですが、「アニメの制作は未定であり決定はしていない」「アニメの続編はない」との声も耳にします。

 『チェンソーマン』の続編がないといわれる理由としては、地上波で放送されるアニメにしては少し過激な表現を指摘するものが多いです。

 特に2期でアニメ化される「公安編」中盤から終盤に掛けての『チェンソーマン』は、物語の展開が早く『週刊少年ジャンプ』連載時には毎週読者を驚かせていました。

 原作を既に知っている『チェンソーマン』読者が「あの内容をアニメで、地上波で放送出来るのか」という心配をするのも無理はありません。

 原作者である藤本タツキ先生自身も、『週刊少年ジャンプ』での連載終了後のインタビューで「掲載できるのか分からない」と話されていた衝撃の展開の待つ『チェンソーマン』。

 アニメ化するのであれば、どのように表現されるのかにも注目です。

 そしてもう一つ、『チェンソーマン』のアニメ化の続編が難しいと言われる理由は、制作コストの高さです。

 コスト面で一番に挙げられるのは、通常のアニメ制作と大きく異なった各話ごとに変化するED(エンディング曲)でしょう。

 OP(オープニング曲)を担当した米津玄師さんを含め、Vaundyさんずっと真夜中でいいのに。マキシマム ザ ホルモンなど本当に豪華なアーティストが各話ごとにED(エンディング曲)を担当しました。

 1話しか聞くことの出来ないED(エンディング曲)は大きな話題となりましたが、制作コストの面でも大きな影響があったことと思います。

 しかし、どちらも憶測の域を出ないため『チェンソーマン』のアニメ2期の制作は進められているのではないかと期待したいです。

◆『チェンソーマン』アニメ2期はどこから再開?

 『チェンソーマン』のアニメ1期は、単行本5巻の途中である「サムライソード編」までを描く全12話でした。

 大幅な変更がない限り、続編の『チェンソーマン』アニメ2期は「レゼ編」から再開される可能性が高いです。

 「レゼ編」は作中でも特に人気のある物語です。

 既に単行本の表紙やキャラクターグッズで知っている人も多い、長い前髪と首に付けたチョーカーが特徴的な女の子・レゼが登場します。

 魅力的な女性キャラクターの多い『チェンソーマン』の作中で、上司であるマキマ以外で唯一デンジが好きになったと言っても過言ではないレゼとの出会いから始まる「レゼ編」も、藤本タツキ先生の才能が光る素晴らしい構成になっています。

 既に『チェンソーマン』のアニメ1期の最終12話「日本刀VSチェンソー」でもレゼの存在を匂わせる描写があったので、「レゼ編」からの再開は濃厚でしょう。

◆『チェンソーマン』アニメ2期続報に期待!

 各話ごとに変わるED(エンディング曲)や、豪華な声優陣や衝撃的な展開など1期も話題になった『週刊少年ジャンプ』原作のアニメ『チェンソーマン』。

 アニメ1期放送時に話題になった豪華な声優陣のほかにも、2期登場のキャラクターの担当声優や主題歌を担当するアーティストの発表にも期待が高まります。

 現時点でアニメ2期の新情報公開が濃厚なのは、年末に幕張メッセにて行われる「ジャンプフェスタ」だと予想されます。

 アニメ2期と同じく、『少年ジャンプ+』で連載中の『チェンソーマン』第2部「学園編」についての新情報や、今後の展開についての発表もあるかもしれないので楽しみに年末を待ちましょう。

〈文/ヲノジツ〉

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アニメ『チェンソーマン』公式サイト
©藤本タツキ/集英社・MAPPA

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