◆泣きながら駆け寄り「ぎゅっっ」とする2人に癒される!

©ナガノ/ちいかわ製作委員会

<画像引用元:『ちいかわ』アニメ公式Twitter(@anime_chiikawa)より ©ナガノ/ちいかわ製作委員会>

 どこかへ向かって走り出したハチワレは涙を流しながらも「まだいるかなァ」と、繰り返し頭の中で唱えながら来た道を戻ります。いつもはそれほど怖さを感じないハチワレも、夜道という雰囲気に飲み込まれてしまったのでしょう。

 そんな中、前から同じようにちいかわも涙を流しながら走ってきたのでした。そして2人は手を握り合うと、ようやく安心できたかのように涙を流しながらクルクル回ります。

 ハチワレの「もしかして……後からじわじわこわくなってきたってこと!?」という言葉に涙を流しながら「ウンウンッ」と、うなずくちいかわ。

 すると「一緒だよッ、同じ気持ち‼︎」と、気持ちを共有できていることに嬉しさを感じてぴょんぴょん飛び跳ねる2人。どれほど仲が良くても同じ気持ちを共有することは、もちろん難しい場合もあります。ですが、何度も同じ気持ちを共有できている2人は、それだけ良い関係を築けている証拠と受け取れるハズ。

 いつものハチワレに戻ったように突然「今日はさ……こわいの忘れパーティーしようよッ」と、涙をぬぐっていたちいかわをお誘いします。すると「もちろんだよッ!」と、返事するようにさっきまでとは違った力強い表情でうなずいたちいかわなのでした。

 怖さを感じる中、お互いに求め合って合流したシーンにYouTubeでは、

「ちいかわとハチワレが泣きながら同じ気持ちって共有してるのかわいい」

「こわいの忘れパーティーって言うネーミングセンスがかわいい」

「2人が泣きながら抱きついて「いたーー!」って喜びあってるのかわいすぎる」

「ちいかわとハチワレ、お互いに頼れる存在って尊いすぎる」

「同じ気持ちで同じ行動したことに喜ぶのかわいすぎる」

 というように、ちいかわとハチワレが求め合うことに癒されたファンがコメントを残していました。

 

 ──どれほど仲良しだったとしても必ず同じ考えや価値観・気持ちを抱いているわけではないため、お互いにすべての気持ちを理解することは難しいもの。

 ですが、何度も同じ考えや想いを抱くハチワレやちいかわは、それだけ自分のことよりも相手を大切に想っているからこそ「自分はこう想っているからきっと相手も……」と、はっきりと言葉にしなくても気持ちを受け取れてしまうのでしょう。

 そのため一度は別れたものの、怖さに負けてしまったちいかわとハチワレは来た道を戻るという同じ行動を取ったのかもしれません。

 次回「こわいの忘れパーティー」で2人からたくさんのかわいい笑顔を見れることを楽しみにしたいですね。

〈文/柳瀬蓮 @_prince0807_

《柳瀬蓮》

元キャバ嬢ライター。脚本、エッセイ、アニメ以外では主にスピリチュアルや恋愛について、さまざまなメディアで執筆中。赤髪やピアスで派手な見た目をしているものの中身はふわふわしている人。誰かを傷つけてしまわないような記事を心がけています◎。10年の夜職経験を生かし『アニギャラ☆REW』では「アニメで学ぶ恋愛術」を連載中。

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