◆グレーの子と「おかし交換」で仲良くなる2人が微笑ましくて愛おしい!
<画像引用元:『ちいかわ』アニメ公式Twitter(@anime_chiikawa)より ©ナガノ/ちいかわ製作委員会>
グレーの子がおかしを買うところだったり、食べているところをキラキラとした目で見ていたちいかわは、同じようにほしいと思ってしまったのでしょう。少し不安そうな表情でコインを握りしめながらも、おずおずとグレーの子と同じようにコインを入れます。
すると、きちんとコインが飲み込まれたことを確認すると「わぁぁぁッ!」と、先ほどよりもキラッキラな笑顔で嬉しい気持ちを教えてくれました。そんな喜びを抑えきれないとでもいうように「サク」と書かれたおかしを握りしめ、スキップしながら席へ戻るちいかわ。
にこにこの笑顔でちいかわが「サク」を食べていると、隣では「ポリ」を食べていたグレーの子の手が止まり……ちいかわの肩にちょんちょんと触れてきたのでした。
何事かと思いならがもグレーの子に目を向けると「おかしを交換しようッ!」と、伝えるかのようにちいかわが食べている「サク」に向けて、ちょんちょんと指を差すグレーの子。
急に声をかけられて嬉しそうで、どこか恥ずかしそうなちいかわであったものの、グレーの子とおかしの交換をして楽しそうに休憩時間を過ごすのでした。
引っ込み思案なちいかわがグレーの子と仲良くしている様子にYouTubeでは
「しあわせそうなちいかわ見ると癒されるね」
「お菓子を買うことにも勇気を出していることが伝わってくるちいかわカワイい」
「グレーの子、声が付くと人懐っこい感じが倍増でなんか泣けてくる」
「グレーの子の声も仕草もかわいい」
「グレーの子がちゃんと声出してるの見てなんか嬉しかった」
「グレーの子と仲良くモグモグ癒される」
2人が楽しそうにしているシーンに癒された人がコメントを残していました。
──いつも一緒にいる友達だと、どんな性格や考えをしているのかということは、過ごしてきた時間の分だけお互いに理解しているもの。そのため、ていねいに言葉で説明しなくても普段から周りに目を向けているハチワレのように、どんな些細なことでも変化に気づいたり相手と想いが通じ合えるもの。
今回のグレーの子のようにまだそれほど関係ができていない相手だと、しっかりと言葉にしなければ相手の想いは受け取ることができず、場合によっては相手に誤解を与えてしまうこともあるでしょう。
ですが、関係ができていない相手だったとしてもお互いに寄り添う気持ちであったり、温かくて優しい想いを持って相手に接することで、言葉や関わってきた時間などそれほど重要ではないのかもしれませんね。
〈文/柳瀬蓮 @_prince0807_〉
元キャバ嬢ライター。脚本、エッセイ、アニメ以外では主にスピリチュアルや恋愛について、さまざまなメディアで執筆中。赤髪やピアスで派手な見た目をしているものの中身はふわふわしている人。誰かを傷つけてしまわないような記事を心がけています◎。10年の夜職経験を生かし『アニギャラ☆REW』では「アニメで学ぶ恋愛術」を連載中。