2017年3月、まだまだ気温も低く大気汚染が問題視される中国。
先日まで、生活の拠点を中国に置いていたワタクシ……帰国を目前にしていたにもかかわらず、中国の“メイド喫茶”へ行ってまいりました!
その時のことが非常に衝撃的でしたので、本記事ではワタクシが体験したその仰天エピソードを皆さんにご紹介していきます。
四川省・成都という都市
私が住んでいたのは内陸部の都市、“成都”(せいと)。三国志時代、蜀の都として栄えた都市です。
上海など中国でも発展している沿岸部と比べた際、やや遅れて都市開発が行われている地域です。ですが、ここ数年で急成長しているのも事実。これからの中国を盛り上げていく重要拠点になる予感もします。
緯度は大体九州地方と同じぐらい。周囲を山に囲まれて、“一年のほとんどが曇り”というような変わった気候の特徴を持っています。
「そんな、どんよりした成都市のメイド喫茶は果たしてどんな場所なのか!?」実際に行って確かめてまいりました!
いざメイド喫茶へ!
私が来たのは成都市の栅子街というところ。
成都市の中央にある人民広場から北西辺りの地域です。
ここに「魂喵屋女仆咖啡(うぇんみゃおう)」というメイド喫茶があるとのことでやってきました。
のですが・・・
どこにあるのかわかりません!!
おそらくこの建物のどこかにあるんですが、うろうろしていたら、門番らしきおじさんに“不審者”(笑)と思われ止められてしまいました。
「カフェ行くんです」
と伝えると、普通に通してくれましたが、焦りました……(「チュー、カーフェー」って言えるようにしておけば中国語できないキミもきっと大丈夫!)。
それから店舗に電話確認してみると、場所はこの建物の3階とのこと。
なんだか普通のアパートの一室に見えます。
・・・っていうか、実際アパートの一室です! ここまで初っ端から面食らうとは思いませんでした。
恐る恐るチャイムを鳴らしてみる・・・。すると、
「オカエリナサイマセー♡」
日本語でメイドさんがお出迎え! 良かった! 本当にメイド喫茶はありました!
入口こそアパートでしたが中は普通のメイド喫茶のようで安心。と、思わせといて本当の驚きはここからでした・・・。