プレミアムバンダイ発のフィギュア「PRIME1STUDIO×MegaHouse メガプレミアムマスターライン ドラゴンボール超 ゴールデンフリーザ」の抽選販売が418日より開始されました。

 ファンの目を釘付けにしているのはフィギュア本体もさることながら、なんといっても242000円(税込)という驚きの価格です。

 実は、アニメグッズには数十万円から100万円を超える高額なものも存在し、中には宝くじの高額当選金にも匹敵する価格帯のものもあります。

◆305万円超えのあの人気キャラの等身大フィギュア──『刀剣乱舞』

 『刀剣乱舞』の人気キャラクター・三日月宗近の等身大フィギュア「一分の一スケール 三日月宗近」(販売元:グッドスマイルカンパニー)が、2019年に10体限定で販売されました。価格はなんと3055556円(税込)。

 1体ずつ手作りで、完成までに3年もの期間を要したというこのフィギュアは、販売から1年前の20187月末に東京・秋葉原で行われたイベント「刀剣乱舞STORE5 納涼祭」で展示され、大きな話題となりました。

 ゲーム情報Webサイト『4Gamer.net』で20189月に公開された記事「こだわったのは。グッスマ初の等身大フィギュア「刀剣乱舞-ONLINE- 1分の1スケール 三日月宗近」内覧会レポート」では、関係者への質疑応答が掲載され、発送のときにはスタッフが当選者の自宅まで赴き、フィギュアを組み立てる対応などが明かされました。

 「添い寝は可能なのか?」という質問に対しては、「難しいです」「横にすることを想定して作ってはいないので、寝かせてしまうとパーツがポキっと折れてしまう可能性が高いです」という回答が出ました。

 フィギュアの楽しみ方はそれぞれですが、「一分の一スケール 三日月宗近」は正しく設置し、鑑賞するのが一番の楽しみ方といえるでしょう。

◆324万円のジュエリーも!──『宝石の国』

 『宝石の国』と宝石の加工・販売を行っている株式会社TASAKIのコラボジュエリーが、2017年に324万円(税込)で販売されました。

 同作は宝石の体を持つ人型の生物が登場し、キャラクターたちには宝石や鉱物にちなんだ名前がつけられています。

 主人公・フォスフォフィライトがモチーフとしたネックレスは、実際にフォスフォフィライトが使用され、南洋真珠の白蝶や18Kホワイトゴールドがあしらわれています。

 ファンからは「桁が違う」「ハードルが高い」といった驚きの声とともに、「田崎真珠とのコラボなので妥当」と納得の声もあがりましたし、実際に購入者が出たことでSNSではさらに話題となりました。

 同作は2025年、最も優れたSF作品に贈られる「第45SF大賞」を受賞するなど、高い評価を得ています。

◆シルバー製のチェスセットは418万円!──『魔法少女まどかマギカ』

 2013年に公開された『魔法少女まどか☆マギカ』の劇場版『魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語』のコラボグッズとして、11年の時を経て2024年に発売されたのは「シルバー製チェスセット」(販売元:ユートレジャー)です。その価格はなんと418万円(税込)。

 グッズ特設Webサイトのレビュー欄には、購入者である30代男性ファンによる熱いコメントが。「まどマギが好きなので初めて見たとき値段の高さに驚きましたがこのタイミング逃したらもう買えないだろうと思い購入しました」「チェス盤と台座の下地が木製とのことで軽いと思ったら結構な重量で重い」「それに表面の黒のコーティングがすごく綺麗です!」「魔女とキュゥべえのシルバーチェスもめちゃくちゃ良い作りで気に入ったのですがソウルジェムが特にすごくて気に入りました」「ソウルジェム本体の透明度が原作に近い感じに作られているのも最高です」と、グッズへの熱い想いが綴られていました。

◆1億1000万円の驚きの値段のアニメグッズとは!?──『ベルサイユのばら』

 2022年1130日、「「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展-ベルばらは永遠に-」の公式Twitter(現X)にて、11000万円(税込)のティアラが発売されることが明かされました。

 会場向かいの特設ショップで展示されたこのティアラはマリー・アントワネットをイメージしたもので、投稿によると、「実は購入可能でお値段なんと1億円」「アントワネットなら買えたかもですが、見るだけでもゴージャスな気分を味わえますよ」とのこと。

 このティアラは同作の誕生50周年を記念し、株式会社ジュエリーカミネとのコラボレーションで作成されました。

 中央にはロードライトガーネット83.12ct、全体に大小のパールが17個、ダイヤモンドが合計10.21ctが施された豪華な逸品です。

 制作を手掛けたのは数々のティアラを世に生み出したデザイナーの八木裕子さんとクラフトマンの田中裕万さんで、およそ1年をかけて作り上げたそうです。

 あまりにも高額な公式グッズに、ネットでは「石油王しか買えないのでは?」「ぜひ、一目だけでも見てみたい」「美しすぎる」と驚きの声があがっています。

 

 ──『ベルサイユのばら』のティアラはまさに別次元の存在ですが、今後もこのような超高額な公式グッズが登場するのか、目が離せません。

〈文/花束ひよこ〉

 

※サムネイル画像:Amazonより

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