アイドルグループ・Peel the Apple(以下、ぴるあぽ)のセンター・浅原凜さんがきょう2月12日に1st写真集『凜』を発売した。「王道アイドル、束の間の夏休み」をテーマに、宮古島でオールロケを決行。人生で初めての水着での撮影、ランジェリーカットに挑戦したということで、その見どころをお聞きした。
◆緊張している暇がないくらい宮古島が楽しかった!
──念願の写真集ということですが、初めての水着やランジェリーでの撮影は緊張しましたか?
浅原凜さん(以下、浅原さん):大事な写真集で、しかも紙で出していただけるので、「緊張している暇ないな」と思ってのぞみました。いつもより露出が多いですが、緊張を感じないくらい宮古島が楽しくて撮られるのも楽しかったです。
──宮古島は憧れの場所だったそうですね。
浅原さん:事務所の先輩の吉井美優さん(元「26時のマスカレイド」メンバー)が写真集(2022年)を宮古島で撮っていて、そのときから「めっちゃいいな!」と思っていたのと、私が夏生まれなのと、アイドルのグラビアといったら「青空」「海」とか南国のイメージがあったので、「初めては宮古島で撮りたい!」と思ってリクエストしました。
──メンバーカラーのスカイブルーを想起させる鮮やかな青空も写っていました。
浅原さん:青い海も白い砂浜もきれいで、最高のロケーションでした! あと、2泊3日の撮影期間だったんですけど、この3日間だけ台風がこなくてめっちゃ晴れたんですよ。
──ということは「晴れ女」?
浅原さん:って思うじゃないですか? でも、ぴるあぽが夏フェスとか野外ライブに出る時って、雨の日が多いんですよ(笑)。この前(2024年12月7日)なんて、冬の日比谷野音でワンマンライブをさせていただいたんですけど、そもそも寒いのにめっちゃ雨降ってきて。そういう運(?)みたいなのはあります。
──ある意味もってますね(笑)。記憶に残りやすい。
浅原さん:一生忘れないです(笑)。
◆メンバーにお尻を褒められます
──浅原さんのチャームポイントといえば「長いまつ毛(爪楊枝が6本のる)」が有名ですが、それ以外で自慢の部位を3つ教えてください。
浅原さん:う〜〜〜ん。お尻と、左胸のホクロと、笑うと目が細くなるときの顔。ファンの方にも「クシャッとした笑顔が好き」ってよく言っていただけるので。
──撮影のときはそのあたりも意識しましたか?
浅原さん:はい! いろんな表情を残したいから、笑顔もありつつ、キメキメな表情も意識しました。胸のホクロは、普段あまり見せることがないからお披露目みたいな気持ちで。けっこうアピールさせていただいています(笑)。
──お尻もけっこうアピールしている感じですか?
浅原さん:お尻は、見せる機会もなければ評価されたこともないので「どうだろうか?」って感じです(笑)。でも、友だちやメンバーにはよく褒められるんですよ。
──どういうシチュエーションで褒められるんですか?
浅原さん:お泊まりとかで一緒にお風呂入ったりもするのでそこで、ねち(佐野心音さんの愛称)とかに「いいお尻してるね〜」って言われます。
──昭和おやじノリ(笑)。撮影に向けての体づくりはしましたか?
浅原さん:2週間くらい8時間ダイエット(8時間でその日の食事をすませて、残りの16時間は水だけという食事法)をしました。衣装のスカートがめっちゃゆるくなって、踊っていたら回転しちゃうんですよ。そのくらい痩せました。
──すごい、2週間でそんなに効果があるとは。
浅原さん:撮影に向けて大好きな麺とか小麦粉も禁止していたんですけど、その分、宮古島ではいっぱい食べました。宮古そば(沖縄そばの一種。具材が麺の下に隠れている)とか、宮古冷麺(ロバート・馬場裕之さんが手がけるオリジナル冷麺の店。自家製米粉麺に海ぶどうが乗っている)とか、めっちゃおいしくて。久しぶりの麺だったので感動しました。
──地元グルメいいですね。ちょっと脱線しますが、ラーメンとかうどんで好きな店はありますか?
浅原さん:ラーメンだったら家系が好きで、メンバーと家系を巡る旅をしたんですけど、なんだかんだ「町田商店」が一番食べやすい。うどんだったら「丸亀製麺」だけど、最近は「山下本気うどん」も好き。噛み応えのある麺で、すり胡麻もいい。パスタだったら「すぱじろう」。蕎麦はそんなに食べないんですけど、新潟で食べたへぎそばはすごくおいしかったです。
──ぽんぽん店名が出てくる(笑)。チェーン店推しなんですね。
浅原さん:やっぱり、食べたいときに食べられるところがいいので(笑)。
◆次はフランスで撮ってみたい
──写真集で特にお気に入りのカットはありますか?
浅原さん:いっぱいあるんですけど、イチオシはこちらです!
(夕暮れの海辺に濡れた水着姿で横たわるシーン)
──色っぽい。
浅原さん:どのシーンもそうですけど、このロケーションは自分だけでは作れないというか、「海と夕日」だけではこの雰囲気は出せない。カメラマンさん、ヘアメイクさん、衣装さんとか、みんなの技術がないと撮れない。場所も時間帯も含めて、写真集だからこそ出せたと思うし、オレンジの色合いで大人っぽい感じも出ていて、これがすごく好きです。
──海から上がってきた感じが人魚のようですね。
浅原さん:そう、マーメイドみたいな。そこは意識しました。
──夕暮れのマーメイド、ドラマチックで素敵です。もう1枚選ぶとしたらどれですか?
浅原さん:(ページをめくりながら)こちらです!
(背中と肩が丸見えのピンクのワンピース姿。防波堤の壁に足を置いているシーン)
──爽やか。アンニュイな表情もいいですね。
浅原さん:ポニテしているからスポーティーな感じもありつつ、かわいらしさもあって、セクシーすぎないところが良くて。あと、フィルムカメラで撮っているのもこだわりです。このザラザラとした質感が好き。
──ほかのページもけっこう大胆なカットも多くて、見どころ満載ですね。写真集の夢が叶って、次に叶えたい夢はありますか?
浅原さん:いっぱいあるんですけど、次に写真集を作ることがあったらフランスで撮ってみたいです。ずっと行ってみたくて。歴史の街並みで、大人っぽいシックな自分を見てみたいなと思います。
──洗練された姿が見られそうですね。最後に、写真集を手に取る人や『アニギャラ』読者に向けてメッセージをお願いします。
浅原さん:人生初の写真集です。自分でも驚くほどの大人っぽい表情だったり、色気が出せていたりすると思うので、一回だけじゃなく、ぜひたくさん読み返していただけたら嬉しいです! いっぱい見てください!
〈取材・文/赤木一之 @akagiissi 撮影/天倉 悠喜 @yk_photograph 編集/水野ウバ高輝 ヘアメイク/哘絵美子 スタイリング/八杉直美〉
〈取材・文/赤木一之 撮影/天倉 悠喜 編集/水野ウバ高輝 ヘアメイク/哘絵美子 スタイリング/八杉直美〉
◆プロフィール
浅原凜
2002年7月28日、静岡県生まれ。2020年7月にアイドルグループ・Peel the Appleの結成メンバーに。グループのリーダー、センターとして活動する。スカイブルー担当。特技はダンス。趣味はカメラ。2024年の夏は「@JAM EXPO」限定ユニット・rad sound rebels、プラチナムピクセル所属のアイドルグループから生まれた新ユニット・SUPER VENUSとしても活躍し、怒涛の夏を過ごした。
◆写真集情報
- 書籍名:Peel the Apple 浅原凜1st写真集『凜』
- 発売日:2月12日
- 価格:3,300円(税込)
- 著者:浅原凜
- 撮影:藤本和典
- 出版社:扶桑社
- 初版限定特典:特製ポストカード1枚封入(全6種類)、応募者への抽選で購入特典あり
《赤木一之》
新宿タウン誌、ゴールデン街ガイドブックの編集長を経て、2022年にフリーの編集・ライターに。編集長時代からアイドルの取材、ブッキングを行なっていたこともあり、アイドルやエンタメ関連の仕事を中心に、最近ではビジネス&カルチャーニュースサイト「三軒茶屋経済新聞」や飲食店のPR案件にも携わっている。