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TVアニメ『アストロノート』

 モモンガは自由人すぎるため、決まった友達がおらず一人で行動することが多いですが、一人でも楽しみを見つけられる子。ですが、よくグレーの子や労働の鎧さんに「見て褒めろッ」と、少々やり過ぎてしまうほど構ってアピールをしてしまいます。寂しさゆえに、気持ちをまぎらわせようとしてしまっているのかもしれません。

 そんなモモンガですが常に自分が一番だと強く思っていることもあり、自分のかわいさを知っています。そのため、アイドルのようなかわいい振る舞いであったり、あざとくてかわいい姿を見せてくれるシーンが何度もありました。

◆お耳に乗せた桜を「みーてー!」と自慢するモモンガ

 自分のかわいさを知っているモモンガは、お耳に桜をつけた自分の姿をアピールチャンスだと受け取ると「むっちゃくちゃかわいい予感ッ」と、少しキリッとした表情で自分のことを褒めます。

 すると、先ほどまでとはまた違ってアイドルのようなかわいい表情を見せながら、いろんな角度で自分の姿を見せたり近くにいたグレーの子たちの周りを歩き始めました。

 体を大きく使ったりふわふわのしっぽまでも大きく振りながら「みーてーッ!」と、お耳に桜をつけた自分のかわいさをアピールするモモンガ。グレーの子たちが近くにいるのにもかかわらず大きく体を動かしてアピールしているため、モモンガのしっぽが当たっていても気にしない姿を近くで見ていた労働の鎧さんは心配で目が離せません。

 すると、労働の鎧さんが心配していたことが当たってしまうかのように、グレーの子に大きく体当たりしてしまい転ばせて泣かせてしまいます。泣かせてしまったため、きちんと謝るかと労働の鎧さんがモモンガたちを見守っていると……モモンガからは「みて褒めろッ」という言葉が出てきてしまったのでした。

 あまりのマイペースで自分を中心に考えてしまうモモンガだからこそ、謝ることよりも先に褒めてほしい気持ちが表れてしまったのかもしれません。

 どんなときも相手よりも自分のことを一番に思ってしまうため、時にやり過ぎてしまってはグレーの子に迷惑かけてしまうことも多いモモンガ。ですが、いつもとは違ってお耳に桜をつけた姿をもっとみんなに見てほしくて「みーてーッ!」と、やり過ぎてしまうモモンガに何だか愛おしさを感じてしまうでしょう。

◆赤ちゃんのように包まれてあざとかわいい

 おくるみを片手に持ったモモンガが突然にも労働の鎧さんの前に現れると「つつんでみろッ! くるんでみろッ!」と、お願いしてきます。ですが、労働の鎧さんは仕事中だったこともあり「今、手が離せないわな」と、当然のように断られてしまいます。

 ですが、いつも自分のことを一番に考えているモモンガゆえ、労働の鎧さんに断られてしまっても諦めてしまうことはありません。

 小さな子がワガママな振る舞いをしてしまうように「つつめッ!」といってさらに労働の鎧さんに求めてしまったり、周りにいるグレーの子たちにも構ってほしいがゆえに「フサフサッ」と、しっぽでいじわるをしてしまうモモンガ。

 そうして周りの子にいじわるをしてしまうモモンガを見た労働の鎧さんは、グレーの子たちへの心配から「仕方ないなぁ……」と、渋々モモンガに付き合ってくれます。忙しいはずなのに「どう包むわけよ」といってモモンガと同じ目線になるようにしゃがみ込み、ワガママに付き合ってくれる労働の鎧さんに大きな優しさを感じられたでしょう。

 モモンガは労働の鎧さんの都合を考えずに「つつめッ!」などと無理に求めてしまうことが多いため、我慢してモモンガと絡んでいるように見えてしまうこともあります。ですが、モモンガは誰かと一緒に行動することがあまりないため、労働の鎧さんなりに気にかけてくれていたのかもしれません。

 労働の鎧さんにおくるみを渡しながら「かる〜くだッ」と伝えると、赤ちゃんのようにコロンっとおくるみに包んでもらったモモンガ。そんな赤ちゃんのような自分に満足とでもいうように先ほどとは違ったかわいい表情を見せてくれると「ふんわりッ」と、キラキラした目を見せてさらに自分のかわいさをアピールするのでした。

◆自然な表情で「しょっぱみがあって……うまッ」

 以前見つけた「無限白米湧きドコロ」のご飯にふりかけがかかっていることに気づくモモンガ。前回と違うご飯に「ん? なんかかかってるぞッ? 白米に」と、疑問を抱きながらもご飯を手に取ると食べることが大好きなモモンガはそのまま口に含みます。

 すると、ご飯にふりかけがかかっていることで前回のご飯とは少し違う味に「しょっぱみがあってうまッ」と、自然でかわいい表情を見せてくれました。いつもはあざとさを出してしまうことが多いですが、こうして自然に見せてくれる素直なモモンガもかわいくて愛おしく感じてしまうでしょう。

 そうして自分でもかわいく振る舞えたことに改めて気づくと、またどこかで使えると思ってしまったのかもしれません。もう一度「しょっぱみがあってうまッ」といって一人で練習していると……モモンガのタイミングに合わせて後ろの木の影から「ウラッ」と、うさぎが姿を見せてきたのでした。

 うさぎとは初めましてのときから大きな声で奇声をあびせられたり、モモンガが見つけた「無限白米湧きドコロ」のご飯を奪われたり……絡んだ回数は少ないものの、うさぎに遊ばれているばかりのモモンガ。そのため、あまり良い印象を抱いていないのかうさぎの声を聞くと「ゲッ……」と、モモンガは先ほどのかわいい笑顔とは反対に本気で嫌そうな表情を見せました。

 すると、モモンガがおいしそうに食べていたふりかけご飯に勝手にカレーをかけてしまううさぎ。当然モモンガは「かけるなッ!」とパンチをしながら怒ってしまいますが、少し距離を保ちながらパンチをしているためまったくうさぎに当たりません。いつもいじわるをされたりご飯を取られているものの「誰かを傷つけることはいけない」と、モモンガなりに分かっていたのでしょう。

 そのため、ご飯を取られたり煽られることがあるものの、手を出さないように気をつけているようにも受け取れます。

 そんなモモンガはあざとさや自然でかわいい笑顔だけではなく、心の奥底ではしっかりと相手のことも考えているかもしれないと思うと、一人で過ごすモモンガになんだかこれまで以上に愛おしさまでも感じてしまうはずです。

 

 ──さまざまな表情を持っているモモンガゆえに、あざとく振る舞ったとしても、自然なかわいさを見せたとしても、なぜか目が離せなくなってしまうもの。ですが、そうしたモモンガの振る舞いは心の奥底に抱く寂しさであったり、本当はちいかわやハチワレのように言葉がなくても通じ合える関係を求めているのかもしれません。

 そのため、モモンガは「もっと自分を見てほしい!」「構ってほしい!」という気持ちを伝えるかのようにあざとく振る舞って、自分のかわいさをグレーの子たちや労働の鎧さんに伝えているのでしょう。

 このようにモモンガの心情を考えると自然で素直なかわいさはもちろん、あざとく振る舞うどちらのモモンガもとてもかわいく、そして愛おしく感じてしまうでしょう。

〈文/柳瀬蓮 @_prince0807_

《柳瀬蓮》

元キャバ嬢ライター。脚本、エッセイ、アニメ以外では主にスピリチュアルや恋愛について、さまざまなメディアで執筆中。赤髪やピアスで派手な見た目をしているものの中身はふわふわしている人。誰かを傷つけてしまわないような記事を心がけています◎。10年の夜職経験を生かし『アニギャラ☆REW』では「アニメで学ぶ恋愛術」を連載中。

※サムネイル画像:Amazonより

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