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 コナンといえば、寝癖のようにはねた髪型と大きなメガネが特徴。そんなコナンですが、青山剛昌先生によるとメガネをかけたデザインになったのには、一本のハリウッド映画の影響からきているといいます。

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◆ずっと温めていたコナンと灰原のエピソード

 コナンがメガネをかけた理由は、原作「FILE.2小さくなった名探偵」にも描かれている通り、幼馴染の毛利蘭に正体がバレないようにとっさに父親のメガネをかけたのが始まり。

 しかし、2013年に発売された『週刊少年サンデー33号』の付録小冊子『名探偵コナン 秘蔵設定ファイルBOOK』にて、青山先生がコナンにメガネをかけさせた本当の理由について語っています。

 青山先生は、もともとハリウッド映画『スーパーマン』の大ファンだったそうです。『スーパーマン』では、主人公のクラーク・ケントが周囲に「あんな奴がスーパーマンなわけがない」と思わせるために、日頃は伊達メガネをかけて変装しているという設定があります。

 青山先生は、大好きな『スーパーマン』の設定に影響を受けてコナンの変装アイテムとしてメガネを採用したといいます。ちなみに、青山先生はこのメガネとスーパーマンを掛けたとあるネタをどうしても作中で描きたかったそうです。

 それが、「File.239漆黒の葬列」のエピソード。この回では、正体がバレそうになった灰原哀を助けるために、コナンが自分のメガネを渡すシーンが描かれています。その際、「クラーク・ケントもびっくりの優れ物なんだぜ?」というコナンに対し、灰原が「あら…じゃあ眼鏡をとったあなたはスーパーマンってわけ?」と軽口で返すウィットに富んだやりとりが繰り広げられるのです。

 この会話劇こそ、青山先生が「最初からずっと温めてて、やっと描けた」と語っているネタだといいます。

 

 ──コナンが灰原に自分のメガネをかけてあげるシーンは、ファンたちの間でも屈指の名場面となっているそうです。連載前から描きたかったシーンが、多くの読者の記憶に残ったことに青山先生も万感の思いだったのではないでしょうか。

〈文/fuku_yoshi〉

《fuku_yoshi》

出版社2社で10年勤め上げた元編集者。男性向けライフスタイル誌やムックを中心に、漫画編集者としても経験を積む。その後独立しフリーライターに。現在は、映画やアニメといったサブカルチャーを中心に記事を執筆する。YouTubeなどの動画投稿サイトで漫画やアニメを扱うチャンネルのシナリオ作成にも協力し、20本以上の再生回数100万回超えの動画作りに貢献。漫画考察の記事では、元編集者の視点を交えながら論理的な繋がりで考察するのが強み。最近では、趣味で小説にも挑戦中。X(旧Twitter)⇒@fukuyoshi5

 

※サムネイル画像:Amazonより 『「名探偵コナン」第7巻(出版社:小学館)』

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