チチの戦闘力については2016年1月出版の『30th Anniversary ドラゴンボール超史集―SUPER HISTORY BOOK―』(出版社:集英社)などで明かされています。彼女が第23回天下一武道会に出場したときの戦闘力は、亀仙人とほぼ互角の数値。
悟空やクリリンと違って亀仙人から直接指導を受けたわけでないにもかかわらずこの戦闘力の高さはかなりの素質があると考えられ、もし天下一武道会で亀仙人と戦っていたらどちらが勝利していたか気になるところです。
◆戦闘力130のチチはヤムチャより素質があった?
ラディッツとの戦いのあと、クリリンがスカウターで計測した亀仙人の戦闘力は139でした。『30th Anniversary ドラゴンボール超史集―SUPER HISTORY BOOK―』によるとチチの戦闘力は130と亀仙人とほぼ互角であり、もし天下一武道会で戦っていれば白熱したバトルが繰り広げられていたかもしれません。
第21回と第22回の天下一武道会ではジャッキー・チュンとして参加していた亀仙人でしたが、既に弟子のほうが強くなって自分の出る幕ではないと判断して第23回には出場していませんでした。
実際にコミックス 第18巻の「其之二百九 それぞれの1年間」でクリリンの戦闘力は209、ヤムチャは177でした。このときはラディッツが襲来したあとであり第23回天下一武道会の5年後でしたが、平和な期間だったため大きく戦闘力は変わっていないと思われます。
つまり師匠より弟子たちの戦闘力が高くなったという亀仙人の見立ては正しかったわけです。その亀仙人は天下一武道会でチチの姿を見て、「あの娘かなりの達人じゃぞ…」と評価していました。
亀仙人が達人と認めるほどですから、実際に天下一武道会で戦っていたらどちらが勝利していたのか気になるところです。ただ、チチは戦闘力だけなら亀仙人と互角といっても、エネルギー波を繰り出す技は使えません。
亀仙人にはかめはめ波や萬國驚天掌といった技があり、戦闘経験や駆け引きもチチより上でしょう。そのため戦えば亀仙人が勝つ確率は圧倒的に高いと考えられます。
逆にいえばチチが亀仙人のもとで修業してかめはめ波を使えるようになり、悟空たちのように戦闘の場数を踏めばもっと戦闘力が伸びていた可能性もあります。
牛魔王の娘であることも考えると、盗賊上がりで戦闘力が177のヤムチャよりずっと素質が高く、本格的に鍛えれば彼よりも強くなっていたかもしれません。
──ピッコロに連れて行かれて一人でサバイバルをすることになった悟飯と同じように、チチも子供のころに泣きながら襲って来る肉食恐竜を倒していました。
また筋斗雲に乗れるのはチチのほかに悟空やその息子たち、若いころの亀仙人、ウーブなどそうそうたるメンバーです。
そのためやはり強くなる素質は十分持っていると考えられ、悟空も頭が上がらないくらいですからある意味最強の存在といえるのかもしれません。
〈文/諫山就〉
《諫山就》
アニメ・漫画・医療・金融に関するWebメディアを中心に、フリーライターとして活動中。かつてはゲームプランナーとして『影牢II -Dark illusion-』などの開発に携わり、エンパワーヘルスケア株式会社にて医療コラムの執筆・構成・ディレクション業務に従事。サッカー・映画・グルメ・お笑いなども得意ジャンルで、現在YouTubeでコントシナリオも執筆中。X(旧Twitter)⇒@z0hJH0VTJP82488
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